女の子班は二匹のみ、しかも一匹は小柄で脱走犯の月曜なので、両者の識別は容易です。とりあえず、もう一匹の女の子は日曜と命名する。
小柄で臆病ながら人懐っこい(というか脱走の度に捕まっていたので飼い主に慣れてしまった)のが手前の月曜、やや大柄で臆病では無いものの用心深く、飼い主とは一定の距離を取るのが奥の日曜です。
そしてデイお母さまが加わり女の子班は三匹です。で、こちらは個体識別に特に問題は無いのですが…
男の子チームは全く同じ色の子が五匹とあって、なかなか識別ができず。
一番小柄な子、一番大きな子はそれなりに見分けられたのですが、成長するとそれほど体格差が無くなっていまいました。しかも毛を膨らませて丸くなると体格差は識別出来ないため、そのうち何とかなるだろう、とこの段階でもまだ個体命名を見送る。
…で、実はこの記事を書いてる生後半年経過した現在も完全な個体識別ができてません。
とにかく食べるのが好きでちょっとのんびりした大柄の子が木曜、小柄で回し車が好きな子が火曜、お腹がやや金髪な子が金曜、他の子が飼い主の手の上でオヤツを食べてるとフライングボディプレスをかましてこれを押しのける暴れん坊が水曜、扉を開けると真っ先に脱走を試みるのが土曜、と一応命名してるのですが、皆で固まって寝てたり、全員で夢中で餌を食べてる状態だと全く識別が付きませぬ。行動してくるとああ、お前だったのか、と判るんですけどね。
ちなみに男の軍団は未だに部屋の散歩をさせてません。
この数が好き勝手始めるとどうなるか予想が付かないからで、カゴ掃除の時は旧独身寮のカゴを引っ張り出してきて、そこにオヤツをばらまき、大人しくしてもらってます。
ただしトクさんだけは行動が読めるので掃除中は自由に散歩させていたのですが、子供たちがオヤツを食べてるのを見て、「おやおや、これはボクも入るべきですよ、入らなきゃ変ですよ」と自ら入牢を申し出てきたので、最近は一緒にここで大人しくしてもらってます。
どうもデグーにとっては散歩よりオヤツの方がいいらしく、デイお母さまなども散歩中にちょっとでもオヤツの気配がすると自ら戻ってきてカゴの中に飛び込みます。狩りをする肉食動物と違い、草食動物だから、腹さえ膨れれば歩き回りたいという本能は薄いのかもしれません。
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