その結果として、単身赴任中のトクさんを大型のカゴに移す。ちょっととまどうトクさん。
「あれれ、なんだか見覚えのある家ですね」



「でもそんなこと関係なしに独りぼっちなんですけど、家が広いとよけい寂しいんですけど、飼い主許すまじ、カジカジ」
広いカゴに移っても不満爆発のトクさん。すまんね、あと2か月は我慢してね。



龍虎の構えで怒りを爆発させるトクさん。
まあ突然単身赴任させらた上に、いきなりまた引っ越しですから、そりゃ怒るよね。サラリーマンのお父さんなら、寂しさを紛らわすためにアルコールやパチンコに溺れかねない状況ですが、幸い、このカゴにの中にそういったものは無いのでした。



最後は疲れてふて寝するトクさん。しかも家は屋根なしのボロ屋。ただしこの家の屋根から壁から破壊しちゃったのは本人ですが。
枕代わりにしてるのは、これも本人が破壊して落としちゃった渡り板。


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