八匹の子を完全装填したお母さまの体は正面から見ると風船みたいに膨らんでいて、本人も動きにくそうでした。しばらくがまんしてね、と思ったのを覚えてます。
トクさんと並ぶとこの巨大さ。トクさん、男の子としては決して大柄ではないのですが、それでもデイお嬢の巨大さが見て取れます。
無事出産。最初の子だけは死産に終わりましたが、それでも7匹が元気に産まれました。今でも全員が元気に暮らしてます。この時期はコロナ騒動で仕事は自宅待機になっており、一日中、この光景が見れて幸せでございました。そして出産を期にデイお嬢からデイお母さまにジョブチェンジとなります。
ちなみにお母さまの育児は基本的に無理にガマンなどはしない方針らしく、子供たちが少しでもオヤツを食べれるようになるとこれに乱入、全部食べてしまうため、その隔離に苦労した記憶が。
一カ月もすると子供たちはかなり固形物が食べれるようになり、デイお母さまのハムスターフードにも興味津々でした。さすがにまだ噛めないので与えませんでしたが、お母さまが食べていると横から匂いをかいだり、齧ろうとしたりしてます。これをトクさんがやったら前脚で払いのけた挙句にヒップアタック（体を高速回転してケツで弾き飛ばす）を食らうところですが、さすがに子供たち相手にはひたすら逃げるだけでした。ちなみにトクさんは子供が欲しいと言うと、直ぐに諦めて与えてしまうのですが、デイお母さまは頑として拒否してました。