戻って来たトクさんを手で包み込んでやるとそのまま寝てしまう。元気な時になら速攻で逃走する状況ですから、かなり体調は悪そう。当然、飼い主は全く動けないので、この日は一日中、AmazonでPrime
Video見てました。
食欲が無くなっていたのですが、この日の夕方くらいから何かくれ、と言い始める。ただしヒマ種は殻が割れず、固いペレットも齧れず。ならば、と本来は週一のご馳走であるレーズンを与えたら無事食べてくれました。
その数時間後にはピーナツも食べれるまで回復。この後、再び飼い主睡眠のためにカゴに戻ってもらう。
大丈夫かなと翌朝、少し早めに起きてみると、元気に鉄柵との戦いを再開していたトクさん。元気になったようです。
トクさんは一日半ほど掛かりましたが、その前に同じような症状を見せていた火曜は半日で回復していたので、症状に重い軽いの差があるようです。ちなみに母ちゃんは半日だけ温めて、カゴに戻した夜に永眠してしまってます。
念のために断っておくと、私は動物の病気に関して素人なので、このデグーの病気が人間にうつらないかは判りませぬ。とりあえず最期の看病から二週間経っても未だ馬鹿みたいに元気ですが、念のため、この治療は健康な成人の方がやった方がいいと思われます。
木曜と日向ぼっこに入った元気トクさん(左)。ちなみにデグーに情けは無いので、元気な個体は病気の個体のオヤツを奪う、弾き飛ばして走り回る等をやります。上記の治療は、弱っている子を保護する、という面もあるのです。
以前にも書いた、冬のデグー飼育の必需品、使い捨てカイロ。体温が高めのせいか、デグーは寒さに弱く、気温が10度を切ると団子になっていたり、巣箱のベットに潜り込んだりで明らかに運動量が減ります。
でもって単頭飼育の子は、デグー団子が造れないため、夜にこれを入れてやらないと寒さから体調を崩す事があります。また雪の日などは昼間でも入れてやった方がいいでしょう。そして今回のように体調を崩した子の体温維持にも必須であり、ある程度の数、買い置きしておくのがおススメです。写真のような小型10時間持続のものなら、一個20円前後、30個入りで600円以下で通販サイトなどで売られていますから、それほど高いモノではないですし。
|