娘たちに先立たれた後は単独飼育に移行した母ちゃん。

昔は飼い主の足音を聞くだけで、「飼い主!殺される!助けて!」と大騒ぎしながらカゴの中を走り回っていたのですが、来団三年目くらいから、カゴの入り口に走り寄って「オヤツ!オヤツでしょ、ここは!」という感じに騒ぐようになってました。あのグゥ母ちゃんがなあ、と思いましたが、どんな子でもゆっくり打ち解けてくれるのがデグーというげっ歯目。



日向かぼっこ好きなのは全てのデグーに共通の特徴です。他の子は巣箱の上などを好むのですが、母ちゃんは床の上で日向ぼっこしてる事が多かったように思います。



冬の母ちゃんはこういった感じに巣箱に籠り、顔だけ出して外を見てました。このまま眠くなってしまうと、手前の布を引っ張って完全に入り口を塞いで寝ちゃいます。



オヤツの時、ヒョイと飼い主の手足に直ぐ乗って来るのも母ちゃんの特徴。あのビビリの子がなあ、と感慨深いものがありました。



ただしこれを夏にやられると、短パンに素脚の上に爪を立てられるので、飼い主の生傷が絶えぬことに。それでも可愛いのでガマンしかありませぬ。ちなみに上の写真に比べてかなりほっそりしてるのは飼い主の虐待による栄養不足ではなく、夏毛と冬毛の差です。



食事中に突然静止してしばらく考え事をする、というのも母ちゃんはよくやりました。オヤツに大興奮した結果、単にちっちゃいオツムの処理能力を超えフリーズしてるだけ、の可能性もありますが。
 


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