少しアップで。
パネル中央の一番上に照準器を取り付けていた部分が見えてます。
その左右、大きく開いた穴は7.7mm機関銃の後部が飛び出していたところで、
これ、射撃時には凄まじいヤカマシさだったんじゃないでしょうか。
機銃そのものは失われてますが、その固定具は残ってますね。

窓部分の右隅にはキャノピーを開けるための取手も見えてます。
ゼロ戦の乗り降りは、右利きの人有利になってるようです。



パネル部をアップで。
この機体はイギリス空軍が飛ばしてるので、
計器類はイギリス軍のものに換えられている可能性が高いのですが、私には見分けがつきません。

中央部、デカイ穴が開いてるのは磁気コンパスがあった場所だったかな。
ついでに中央下に見えてる、プラグが何本か刺してある箱は、
おそらく連合軍用の無線装置の一部じゃないかと思うんですが、確証はなし。
とりあえず、本来のゼロ戦にはないものです。 

こうして見ると、ゼロ戦の操縦棹、妙に貧乏臭いなあ…。



コクピット左側を撮影したつもりでしたが、
手前にピントがあってしまっていた、と帰国後、気が付く…。

まあ、とりあえず載せておきましょう。
ここら辺りのパーツは軽量化の穴だらけですな。



この胴体中央部分の左側にあるのが、機体の製造票。
中島製の1100号機だそうな。



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