最後の機体写真はなんとなく胴体下方向から。
主翼と胴体をつなぐフィレット(接合外板)の形状とか、
ラウンデルの赤丸部分から引っ張り出されてるアンテナ線とかを見ておいてください。

しかしホントに滑らかな機体表面ですね、この機体。



フラッシュを焚くとこんな感じ。
なぜか左のラジエターフラップだけ全開ですが、
本来はラジエターに付けられたサーモスタットによる
完全自動操作になっており、左右別々に開け閉めはできないはず。
一応、コクピットに地上でのテスト用ボタンがあるんですが、それだとこういった事できたのかなあ。

ラジエターの内部は、後部まで二分割のままなのが分かります。

そのラジエターに挟まれた胴体下にカギツメのような出っ張りが二つありますが、
おそらくスリッパ式増加燃料タンクの固定用じゃないかと。
ただし、この辺りあまり資料がないので断言はできませぬ。

ついでに主翼と胴体の接合部の妙に複雑な面構成も見といてください。
…まさかこれ、ノースロップ式ステルスボディを50年早く実現してた、とかじゃないよなあ…。



最後に、そういえば正面方向からの写真を載せてなかったマーリン60シリーズの写真を。
真ん中から飛び出してるのがプロペラシャフト。
こうしてみると、なるほどV型エンジンだとわかります。


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