正面方向から。
ちょっと暗い写真で判り難いですが、機首周辺だけでなく、コクピットの風防とキャノピーも
丸みを帯びた空気抵抗の少ない形状に変更されてるため、
ほとんど別の機体じゃん、というくらい印象が変わってます。
さらに外部からはわかりませんが、コクピット周辺には防弾板が入ったほか、
オイルクーラーとラジエーター部にも装甲板が付いてるとの事。
ただし、エンジンと燃料タンクには、特にそういった装備は無いみたいですね。
ちなみに、機首部の下にオイル受けの皿が置かれてますから、
このエンジン、かなりいいコンディションを維持してるように見えます。
やや後方から。
この角度から見ると、ほとんど作り直しに近かった機体前半に比べ、
後部はB型の形状とそれほど変わってないような印象を受けます。
少し近づいてみましょう。
オイルクーラーの空気取り入れ口は、内部で2つに区切られてますね。
主脚の外側、主翼下面に見えてる金具類が、37mm機関砲の取付部でしょう。
機首部がかなりキレイなラインになったのがわかるかと。
白いT34らしき戦車の絵は、東部戦線の機体に見られたものですが、
オリジナルの機体にあったわけでは無いようです。
ついでに、当時の写真に比べると、ヤケにでかく描かれてるような…。
よく見ると、この機体、プロペラスピナーと胴体の間に妙に段差があったりますね。
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