■力、尽きて黄昏

はい、というわけで、延々と魚雷をぶっ放すための照準、
これがいかに面倒なのか、という話をやって来ました。

いや、ここまで苦労した記事は初めてですが、
果たしてどれだけの人がちゃんと読んでくれるのか(笑)…。
とりあえず、大変なんだ、というのだけでも伝われば満足です(涙)

実際の現場では、測的盤、方位盤といったアナログコンピュータを
使っていたほか、やはり測距儀で距離を測ったようです。
が、ここら辺、どうもしっかりした資料がなく、
とりあえず原理、原則の話だけで終わりにします(無責任)。

また、これはある程度、遠距離からの射撃の話でして、
実戦で、敵艦まで5000m以下に肉薄して魚雷発射、
と言う時に、こんな照準やってられませんから、
どうも見た目のヤマカン、相手の鼻っ面にめがけて
ありったけの魚雷をぶっ放してトンズラしてるようにも思えます。

まあ、やはり魚雷は近距離肉薄攻撃用だよなあ、
と今回の記事を書いていて、つくづく思いました。


はい、えらく脱線してしまいましたが、
いよいよ次回から、水平線とレーダーの話に
…入れるのかなあ…。




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