■LX-7 vs
LX-100 その1
さて、ここからは先代のLX-7からどんだけ変わったの?
という部分を見てゆきましょう。
個人的に気になるのは、レンズも感光部も完全に一新されて、
どれだけの世界を切り取れるようになったのか、という点。
歴代LXシリーズは常に広角に振られたレンズを搭載、
より広く世界を切り取れるようになっていました。
さてLX-100ではLX-7と同じくらい広い視野を撮影できるのか。
まずは4:3比率の写真を同じ縮小率で比較してみましょう。
ちなみにロケ地は年に一度の公開中だった浅草寺の庭園です。
■LX-100
■LX-7
切り取る風景の範囲はほぼ同じで、LX-100はLX-7と同じ感覚で使えそうです。
ちなみに画像サイズが違うのはLX-100の方が画素数が多いから。
ここら辺りも強化された機能の一つで、
LX-7だと3648*2736画素(998万画素)だったのが、
LX-100だと4272×2856画素(1220万画素)と約20%大きくなってます。
というか、実はLX-3からLX-7までは、1000万画素といっても感光部の物理的な大きさの話で、
その一部を選択して使用するLX式のカメラでは(先のリンク先の記事を参照のこと)、
撮影される画像は1000万画素を切っていたのでした(涙)。
(画像の画素数では2代前LX-2の4224*2376、1003万画素がこれまでで最大だった)
LX-100によって、ようやく“正規の”1000万画素になったわけです。
もっとも、画素数で画質はそんなに変わらん、というのは後で見ることになりますが…。
念のため、横方向最大の16:9も見ておきましょう。
■LX-100
■LX-7
うむ、これもほぼ同じですね。
同じ設定でLX-7で空がやや白飛びしてますが、これは簡単に避けれますので、気にしなくて問題なし。
(露光のポイントをもう少し明るい場所にずらしてから撮ればいい)
世界を切り取る能力においては、両者に差異は無い、と思ってよさそうです。
これでまず、一安心。
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