ダメ人間兼コックを巻き込んで終点が多すぎる路線こと百万都市横浜を走るローカル線、鶴見線の見学に行く。
終点の一つ、東芝工場内の駅こと海浜芝浦、いつの間にやら駅の横に公園が出来ており、東芝工場関係者以外でもホームの外に出れると知ったこと、そして浅野駅から鶴見駅一帯がリトルブラジル化していて結構レベルの高いブラジル料理が食べれると知ったことが動機です。
でもって海芝浦、駅のホームがほぼ海の上で面白く、さらに工場関係者ではないよね、というお客さんも多くてちょっとした観光名所になってると知る。ただしそれほど見るものは無いのと電車の本数が絶望的に少ないのとで、速攻で折り返しの電車で戻る事になり、現地滞在は10分前後でしたが。
鶴見のリトルブラジルはそれほどの規模ではないものの、レストランの料理はなかなか美味しかったです。やけに量があるのがちょっと気になりましたが。あとなぜかインカコーラが売ってました。あれペルーのはずですが。ちなみにKOLAであり、COLAではないのですが、今はコカ・コーラが販売してるんですね。知りませんでした。
ついでに鶴見線、思った以上にお客さんがおりました。もっと廃線直前のローカル線感を予想していたのでちょっと意外でした。それなりに面白かったです。
昨今の御露西亜国の言論情勢を見るにつけ、拙僧が思い出せし話に御座候。
1930年代中盤までモスクワの文壇には一定の言論の自由があった。
このためロシア作家クラブの会合では毎年、工夫を凝らしたコンテストを開くのが定例になっていた。ある年は政治的な小話のコンテストが、ある年は男性作家のみの参加による「ミスコンテスト」が行われていた。
そこに目を付けたのがモスクワに出て来たばかりで、スターリンに取り入ろうとしていたべリアだった。これを反共産主義的な退廃主義的活動として締め上げ、点数稼ぎをしようと考えたのである。このため地元グルジアから連れて来た国家政治保安部員を引き連れて会場に乗り込む。入り口には「しょうも無い嘘つきコンテスト」の札が掛かっていた。「腐った連中の考えそうな事だ」そう言ってべリアはドアを勢いよく蹴り開け会場内で宣言する。
「聞け、べリアだ。最も優れた政治形態である共産主義国家の我らがソビエト連邦、この人類の楽園にはお前らのようなクズは不要である!共産党は腐り切った知識層を切り捨て、偉大なる同志スターリンの導きによって千年続く理想郷を築くのだ」
会場は一瞬で静まり返ったが、驚いた事にすぐに全員が盛大な拍手を始めたのである。予想外の出来事にべリアは一瞬、怯んだ。そこに審査員長の名札を付けた男が拍手しながら近寄って来る。気味が悪くなったべリアが黙り込むと、その男が満面の笑顔で言う。
「おめでとう、同志べリア。今年のコンテストの優勝は満場一致であなたに決定しました」
上野池之端飲み屋街周辺の制空権を抑えたトンビですが、以後は西方向、東大方面に航空優勢の範囲を広げています。
一方で上野公園方面では見ないので、未だにここはカラスが抑えてる可能性高し。ただし冬場は不忍池にユリカモメ軍団が居るのでこっちに牽制されてる可能性もあります。
ただし最初は5羽居たはずなんですが、ここしばらくは3羽以上で飛んでるのを見ません。最初だけ友達が応援に来ていた?
太陰暦の新年、旧暦正月が10日から始まります。中華圏の春節の連休であり、コロナ危機以前は中国本土から凄まじい数の観光客が押し寄せていました。
(余談だが新年を新春と言うのは旧暦なら春がすぐだから)
ところが規制が緩和された今年でも、その数はかなり少なくなっています。同じく旧正月で休みになる韓国、台湾に比べても圧倒的に少なく、人口比で考えた両国の半分以下でしょう。
あれま、と思っていたらアメリカの同業者からそっちはどうか、という問い合わせがあり。いや、さっぱりだと回答したらちょっとした資料ファイルが送られてくる。
一応、部外秘なので詳しくは述べられませんが、中国経済、これとんでもなく危険なのでは。年内にこれを軟着陸させられないと、冗談抜きで崩壊レベルの経済現象になる気が。崩壊を避けられるかは正直、疑問ですが中国は事実上、法治国家では無いので、なんとかしちゃう可能性もあるにはあるのか。
都心部、数年ぶりと言っていい大雪状態なんですが、雷も鳴っております。
雪の日に雷を聞くのは初めて。すごいな。
昨今の御露西亜国政治家の皆さんの発言を見て、拙僧が思い出せし話に御座候。
サンクトペテルブルク副市長だったプーチンは毎日市庁舎前のイワンの店で昼食を買っていた。
ある日「頭の良くなるサンドイッチ」なる商品が陳列されているのを見つけたプーチンはこれを買ってみた。その後も毎日食べ続づけたが特に何も変化を感じない。そして十日ほどしてから、不審そうな顔で店主のイワンに言う。
「なあイワン、サンドイッチを食べるだけで頭が良くなるなんて事が本当にありえるのかね」
イワンがニヤリと笑って答える。
「おめでとう、同志ウラジミール。以前より頭が回るようになりましたな」