
東京駅前から有楽町までの丸の内年末イルミネーションを二年ぶりに見て来ました。
この手のイベントはLED化後、その派手さとキレイさが進化したなあと思う。オッサンが一人で観に行っても虚しくない美しさでした。


F-1、角田選手のレッドブル昇進が見送られました。
この点はホンダ絡みの可能性もありますが、基本的には白人かヨーロッパ出身かが優先される古き良きF-1の伝統でしょう。
ヨーロッパ系の白人がやれば強気で勝負心が強いとされる事を日本人の角田選手がやると感情的になり易く落ち着きが無い、とされる世界。
かつて第二期ホンダの黄金時、F-1に日本人など要らないとFIAに言われてテーブル叩いて出て行った桜井監督が後の圧勝時代を築いたように、角田選手もこれをバネに躍進してくれればと思います。
ああいった馬鹿どもは現実で教育してやるしかないんですよ。その速さを角田選手は持っています。
年末なので少しどうでもいい話を。
円筒形の宇宙船を用意し、中心線を回転軸として回して遠心力(微小時間内の加速度変化、方向変換で生じる力)の重力を得るのはSFの定番ですが、そう簡単な話では無い気が。
まず地上と同じ1Gの加速度を得るには直径1788.5mで1分1回転が必要で、恐らくこの辺りの大きさが現実的な構造強度の限界でしょう。この時の接線速度、宇宙船の地面の速度はざっと322㎞/h。そこに立っているだけなら等速円回転ゆえ速度を感じる事はありませんからまあ問題は無し(円運動なんだから慣性では無いのに注意。地面に押し付ける力として加速度が消費されているだけ)。
ところがそこから移動するとなると回転速度が変わって来ます。回転方向のベクトルと正反対に車で走り出した場合、時速100㎞前後で遠心力は半分近くまで減り、恐らくちょっとの段差で飛びます状態に。逆に同じ方向に走り出すとドンドン遠心力は大きくなり時速100km前後で約2Gまで加速度は増加、2倍の力、負荷がかかり走行は困難になるでしょう。歩いてるくらいなら問題無いですが、ちょっと本気で100m走を走ったりすると恐らく影響が出てくる世界です。少なくとも車道は回転方向に対し一方通行にしないと危ないはず。
そして遠心力=rω^2、すなわち半径に比例しますから回転軸の中心に向かうほど力は小さくなります。もし宇宙コロニーのように円筒内に空気が詰め込まれている状態なら凄まじい攪拌が起こり時速100㎞単位の風が吹き荒れる事になる気が(洗濯機の回転ドラムのようなもの)。大気の静止層が十分な厚さがあれば何とかなりますが、半径850m前後だとちょっと無理でしょう。半径で2000m位を超えて来るとある程度の静止層ができると思いますが回転体の中の静止層に関する研究を見た事ないので断言はせず。
ついでに回転中心点と外壁の間には時速300㎞以上の速度差があるので、中心軸地点から中に入った場合、何らかの加速装置で地面に向かわないと接地の瞬間に弾き飛ばされて死ぬ気が。手摺か階段があれば徐々に降りて行く事で何とかなるでしょうけど。
私ならちょっとそういった場所で暮らしたいとは思いませんね。
昨今の御露西亜国の情勢を見るにつけ、拙僧が思い出し話に御座候。
ロシアの農機具セールスマン、イワンが隣国のベラルーシの農村地区に出張した。ジャガイモ産地の一帯で仕事を終えたイワンは、地元の酒場で飲んでいる内にバーテンダー相手にロシアの愚痴が出た。
「あのプーチンさえいなけりゃな。無能無策、あいつの頭の中はきっとジャガイモが詰まってるんだぜ」
瞬間、酒場の空気が変わった。気が付けばバーテンダーは姿を隠し、店中の男がこちらを見ている。その中からやや年配の大男が一人、ゆったりとした足取りでイワンの居るカウンターに近づいて来る。ベラルーシは数少ないロシアの友好国だ。今の発言はまずかったか。一気に酔いが醒めたイワンの横の席に男はドカリと腰を下ろした。
「なあ、あんた。あんたは今、この国では言ってはいけねえ事を言っちまった」
ドスの効いた声で男が言う。
「ジャガイモを侮辱したな」
手違いにより、2014年の1月から11月分の日記を消去してしまいました…。トホホ。
最近の国際情勢を見るにつけ拙僧が思い出し話に御座候。
プーチン大統領が北朝鮮に招待され農村の視察に訪れた。
村の古老は朝鮮戦争の経験者で、このためプーチンの前に連れて来られた。
ソ連の軍事顧問団と一緒に居たというその古老はロシア語ができた。
プーチンが問う。
「あなたは朝鮮戦争で戦った経験があるそうですね」
古老は相手が誰なのか良く判ってない様子ながら笑って答える。
「そうだで。あれは酷い戦争だったで」
さらにプーチンが問う。
「その戦争で一番記憶に残っている事は何ですか」
その問いにも古老は破顔で答える。
「そりゃもちろん、ソ連の軍事の顧問団が最新の武器を持って来た時だで。もう負ける気がしなかったで」
この答えに上機嫌となったプーチンがさらに尋ねる。
「では一番嬉しかったのは何です」
「そりゃもちろん戦争が終わった時さ」
古老は満面の笑顔で答える。
「あのクソ野郎どもが全員、国に帰ったんだからの」
すでにパンダが中国に帰ってから三カ月を超えました。ところがちょっと歩いて見ると上野から御徒町周辺に掛けて、パンダオブジェ、パンダイラスト、パンダ看板が未だに溢れているのに気がつく。
もうあんな白黒はっきりしない熊だか猫だか判らん奴の事は忘れようよ。あれは中国の象徴なんだから、上野は上野で西郷さんを押して行こうよ。まだレッサーパンダは残ってるんだし、と思う。
浅草と言うか事実上吉原の鳳神社の酉の市、今年は最後の参の酉、29日の部に参戦。二年ぶりですが、コロナ騒動以降、さらに規模と人出が大きくなった感じ。今年は外人さんもかなり見ました。決して判りやすい場所でも、交通の便がいい場所でも無いんですけどね。
ちなみに以前から凄いと思っていた神社裏に展開される屋台街、実際に計測してみたら軽く総延長で1㎞を超えてました。その間、みっちりと屋台がならぶ光景、台湾や香港では見かけますが、日本ではここだけ、この時だけでは?


