半泊1.5日とでもいった変則旅行で海の東京都、伊豆七島の四島目、式根島まで行って来ました。東京駅からの直線距離で約160㎞、ほぼ七島地区の70％を超える所まで到達した事になります。これは東京～長野間よりわずかに短く、東京～静岡間よりわずかに長い距離で、これをほぼ一日かけて往復移動したわけです（ちなみに大阪からだと倉敷までの距離にほぼ等しい）。なんで、と言えば伊豆諸島への船便を出している東海汽船さんが、冬場の閑散期対策として「ミステリー切符」なるものを、この12月に期間限定で発売していたから。

これはどこに行くかは完全に運で、出発当日まで目的地が不明だが、往復4000円と言う通常の片道料金より安い値段で船に乗れる、という切符。一応、大島、利島（としま）、新島、式根島、神津島のどこか、という事でしたが、私は式根島の切符をもらった、という事になります。この点、実は完全に計算外だったのですが、その辺りは後ほど旅行記で書きます。最終的に天気に恵まれた事もあって、とても面白い旅になりました。

ちなみに往復約19時間の船旅では船上でイルカやウミガメを目撃、写真の撮影にも成功しております。イルカってホントに船で遊ぶのね。豊かな海なのかもしれません。

**追記
この日この時この瞬間、1月までの発売延長が発表されました。ただし1000円値上げして5000円。

*画像はクリックまたはタップで大きくなります。

きちんと統計を取って無いのとあくまで東京周辺だけの話ですが、現状、中華系の観光客の皆さんが予想以上に少ないです。

私が見た範囲では少なくともコロナ騒動前を回復してません。私は団体旅行の数字は知らないのですが、とりあえず個人観光客は落ち込んでいます。

今年の夏休み以降、台湾を含め、ほぼ世界中からの観光客が激増してますので、これは異常。中国の経済状況、思った以上に悪い可能性があるかと。

漫画「ダンジョン飯」の最終二巻を拝読する。
最後にギリギリで着地させたなあ、という感じでしたが良い終わりだったと思います。
あと半歩ズレていたら完全に物語は破綻していたでしょう。ホントにギリギリのラインに見えました。

呑気なダンジョン探検記から方針転換、途中で世界の滅亡と悪魔を物語に取り込むに当たり、本来の主人公ライオス一行ではちょっと無理、と判断されて登場したのが第二の主人公、カブルーとその一行だったと思うんですが、最後まで中途半端に終わってしまいました。
本来は頭脳明晰、暗殺術にも長けた冷徹非情的なキャラだったはずなんですが、どうしても主人公に引きずられて、最後は人のいい熱血漢になってしまい、これで物語の操縦は絶望的になってしまった感があります。個人的には熱血漢キャラの方が好きですけどね。

その辺りの物語の歪みを、途中から全て背負う事になったのがマルシルで、気の毒なくらい不幸の連鎖の中で物語が終わっており、もう少し救いがあっても良かったんで無いか、と思わなくもなく。

そして何より絵が凄かったです。これだけの絵で物語をまとめ上げる才能を持つ人と同じ時代に生き、かつ同言語で翻訳の歪み無しで内容を理解できる幸運に感謝したいと思います。ついでにデジタル作画ゆえと思いますが、凄まじい描きこみの情報量で、イヅツミの「金が先だ」とか、12巻で酷い目にあった使い魔を使役するエルフの子が、最後まで一人ライオスに敵意を剝き出しにする描写とか、デジタル版で買って拡大しないと見えないじゃん、という情報量、作者の方はいい意味でパラノイアなんだろうなあ、と思ったり。

あとこれ本作のガイド本である「冒険者バイブル」は全員読んでるよね、という前提ですよね。いや、あれもいい本なのでぜひ読むべきだと思いますが。

最後まで良いものを読ませていただいたと思います。

我が家のデグー、冬毛への換毛がようやく終了したのですが、例年にない凄い抜け毛でちょっと処理が大変でした。
まさか、これも地球温暖化の影響なんでしょうか…

宮崎監督の「君たちはどう生きるか」、12月8日にアメリカで公開され週末の配収第一位を記録しました（ちなみに日本では8日は開戦記念日だがアメリカの場合は時差の関係で7日）。

でもって当掲示板では日本のアニメ映画として（というか邦画として）3作目の週末第一位と書いてしまいましたが、嘘です（開き直り）。実際は1999年のポケモン　ミューツー、2021年の鬼滅列車に続き、昨年2022年にドラゴンボールが週末1位を獲ってました。よって「君るか」は4本目の週末全米1位に輝く日本アニメとなります。

正直申しあげて大衆受けする作品では全くないので、よくぞ俗物根性あふれるアメリカで、と思います。最近のF-1ブームと言い、アメリカも少しは大人になったのか。

さらにゴジラ　-1.0が平日だけですが単独1位を3日ほど記録。当然、日本の実写映画では新記録です。ポケモンから鬼滅まで22年かかったことを考えると、この2年間の日本映画の人気はちょっと不思議の感すらありますね。

でもって今度は眼鏡を紛失、買い直す事に。
まあ１万円しない安物で2年近く使ってそろそろ買い替えかな、と思ってたんですが、今年の耐久消費財の故障、紛失、買い替えの集中ぶりはちょっと異常だと思われます。

ああ、神様に愛されて無いなあ、と痛感。

先月末から今月にかけて買わねばならぬ、あるいは買った漫画。

COSMOS１巻　田村隆平
アルバの少年と地獄の女王　4巻 森永ミキ
（最終巻、急ぎ足でしたが見事な終わらせ方でした）
ダンジョン飯　13＆14巻　九井 諒子

これに加えて私が利用してるでデジタル書店au Bookpassはしょっちゅう全品2割引きとかやるので、他にもいろいろ買うと思います。

最終的に今年の漫画に対する出費は3万円を超えそうで新記録。それだけの作品がバンバン量産されてる、という事は凄い話ではあるんですが。