F1ラスベガスGP、あの環境でレースやったらそうなるよねという大荒れの展開の中、あらゆるトラブルに巻き込まれつつも終わって見ればフェルスタッペンがきっちり勝利してました。この人の才能、歴代F1ドライバーの中で最強じゃないかと改めて思います。セナと同じレベルの速くて賢くて勝利に貪欲なドライバーであり、そんな二人がどちらもホンダエンジンでチャンプを獲ってるのはステキ。
後は最終戦のみですが、これに勝てば1988年のマクラーレンホンダの勝率、あの伝説の16戦15勝の93.75%を破れますぜ。その伝説を破るのがこれまたホンダエンジン。頑張って欲しいと思いまする。
ついでにほぼ全てのレース関係者が「アメリカの皆さんが靴を舐めろと言ったら喜んで舐めさせていただきます」的な気持ち悪い発言に終始していた今回のレース。その中で気に入らんものは気に入らんと言い、その上でレースに勝ち、最後は見に来てくれたお客さんにお礼を言って終わらせたフェルスタッペン、あの若さで大したものだと思いました。というか関係者の皆さん、そんなにリバティーメディアが怖いの?醜悪だったよ、今回のGP期間の皆さんの言動。
角田選手はまたも流れが来ずというか、なんとかしようよ、アルファタウリ。技術的な問題もそうだけど、全体がお粗末すぎ…。もうちょっとマトモなチームで走ってもらいたいなあ、と切に思います。大幅なチーム体制の変更がある来年に期待か。
最後に前戦からDAZNを止めて海外配信で見てるんですが、FIA公式放送における英語放送のアナウンサーの程度の低さに驚く。解説と合わせて田舎の競馬中継みたいな内容で、英語圏の連中はこんな頭の弱い内容でレースを見てるのかと同情する。やはりサッシャさんと中野さんコンビはすげえんだよね、と思う。まあ英語圏の放送も、BBC時代の中継とかはかなり丁寧で好感が持てるんですが。