中国系の観光客の皆さん、未だに少ないまま。ただしちょっと変わった傾向として、コロナ前に比べて個人旅行の人が増えた印象。
ただしなぜか日本語はもちろん、英語も出来ない人が多く、スマホの翻訳機能で乗り切ろうとして来る場合が多し。まあ8割は問題ないんですが、残りの2割が結構無茶苦茶で「あなたの金曜の壁は向こう側ですか」「犬は二月ですか」などいくら考えても意味が分からん日本語を何度か食らいました。たいていの翻訳エンジンは英語に関してはかなり正確なので、英語に翻訳して、と言ってもそもそも通じないので打つ手なし。
中国語の存在は圧倒的で忘れがちですが、東アジアでは数少ない、英語と同じ主語+動詞+目的語な言語なので、中国語圏の人は英語、簡単に話せると思うんですけどね。単語置き換えるだけでいいんで、日本語に比べれば笑っちゃうくらい学習は楽でしょう。
ちなみに夏目漱石が漢文と英語に達者だったのは天才だったからではなく、両者の文法は同じだったからだと思います。あの人ならすぐにその点を見抜いたはず。