■ラスベガス南部エリア


このエリアを紹介するためだけにこの連載企画を立ち上げたと言っても決して言いすぎではないと思う(笑)。

現在のベガスは単なるギャンブルの街ではない、巨大な総合レジャー都市で、ひとつの街がまるごと娯楽のために存在する、という日本人にはなかなか理解できないエリアだ。
たとえばアメリカでボクシングの世界戦を行う場合、ラスベガスが断然多いし、有名なショー、ロングランを続けるマジックショーや、有名アーティストのコンサートなどが各ホテルにあるホールで行われる。
遊園地を併設したホテルも多いし、この南部地区ではIMAXシアターやライド系施設はあってあたりまえなのだ。

そしてもうひとつの特徴が、各ホテルが「テーマ」をもっていること。
イギリスの伝説、アーサー王と円卓の騎士をテーマにした"毒キノコ"「エクスカリヴァー」、古代エジプトをテーマにした"ルクソールビィィィム!"「ルクソール」、なぜか同じアメリカにあるニューヨークの摩天楼をテーマにした"アメリカの花屋敷"「ニューヨーク・ニューヨーク」などなど。
どれもこれも大真面目に取り組み、ここに出ているホテルたちは、おもちゃみたいな外見ながら、すべて30階建てちかい高層建築だ。いや、実物を見ると腰が抜けます、ホント。
余談ながら私が生まれて初めて訪れたアメリカの街がここラスベガス。アメリカってすげえ国だなあ、と思ったら、さすがにこんなのはここだけでした(笑)。

    


今回われわれが宿泊したホテル、エクスカリヴァー、別名毒キノコホテル。
おもちゃみたいだが、画面右側に見える宿泊棟は30階近くあり、実はとんでもなく巨大。
このため、すぐ近くに見えるような気がして歩いてしまうと、とんでもなく遠かったりと距離感が狂う(笑)。
テーマは「アーサー王と円卓の騎士」でイメージキャラクターはなぜか魔法使いのマーリンだ。中世イングランドについてはよく知らんが、とりあえず、絶対間違えてると思う(笑)。
余談だが、私の地元、千葉の幕張には京葉道路インター脇にこれそっくりのラブホが20年以上前からある。
成田から都内に車で行く場合、側を通る。ひょっとして元ネタなんじゃないだろうか。

 

個人的にラスベガスナンバー1バカホテルに指定している"ビームホテル"ことルクソール。
これ、夜中になると、ピラミッドのテッペンからビームのようなサーチライトが発射され、
はるか遠くのフリーウェイからも目視できます。
凝り方も半端でなく、建物内部にはあちこちに壁画やエジプトの文字が彫りこんであります。
後ろのピラミッドにホテルとカジノが入っており、コイツも20階建ての高層ビルなみの巨大な建物です。
映画「マーズアタック」にも登場していた。
 
同じアメリカ国内にあるニューヨークをテーマにした"2/3スケールジオラマ"こと「ニューヨークニューヨーク」。
後ろの安っぽい書割りのようなビルは実は本物の高層ビルでこれがホテルの宿泊棟となっています。これも30階以上あるため実物は巨大。
写真にも見えるようにこのビルの周りをジェットコースターが走り、その敷地の隅から隅まであるくだけで10分近くかかる広大な面積のホテル。
道路1本隔ててエクスカリヴァーと隣接、この自由の女神はエクスカリヴァーの壁面に埋め込まれた魔法使いマーリンと日夜にらみあっています。


     

 
南部地区の新しい顔、パリス。
パリをテーマにしたホテルで、ごらんの凱旋門からエッフェル塔まで造ってしまった。
資料がないので断言はできないが、両者ともかなり巨大で、ほぼ1/1スケールで造ってしまったんじゃなかろうか。
最近のベガスでもっともトバしてるホテルだろう。中には本場の洋菓子屋もあり、意外と本格派。
でもバカだよな、やっぱり(笑)。

 

 

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