■2011 秋の犬進撃 2



さて、今回は24時間祭り煉獄こと浅草(自称)酉の市に。
毎年見に行ってる訳ですが後半戦ばかりで、
実は酉の日午前0時のスタートを見た事がありませんでした。

今年は三の酉まであり、最初の一の酉は11月2日。
よってそれほど寒くもなく、せっかくだからオープニングから見に行ってみる事に。

ちなみにここは浅草を名乗ってますが、吉原の裏であり、
場所で言うと三ノ輪に近い場所。
よって都心といっていい場所ながら、まともな交通手段はほとんどなく、
地下鉄の三ノ輪駅から7分ほど歩く、都電荒川線の三ノ輪駅から10分歩く、
どちらか二択、といった感じになります。

ただし、最近はJRつくばエキスプレスの浅草駅が徒歩7分圏内にできたのですが、
都内からの交通手段として、つくばエキスプレスと言われてもなあ、という感じで、
結局、今年も自転車にて出動。
まあ、15分くらいですしね。
前の家からなら、歩けたんですけども。

さて、現在午後11時40分、酉の日開始まであと20分というところです。



さて、ここが会場の鷲(おおとり)神社。
厳密には第一会場、という感じになります。

で、入り口の参道の両脇には男性の方二名がお払いをしてくれてます。
…男性ですか、そうですか。
いや、ご利益があるのなら、それでいいでんすが…

…男性ですか。



最初の鳥居をくぐってから後ろを振り返ると、アサヒビールの提灯。

この一帯、普段は平日だろうが休日だろうがほとんど人なんて歩いてない、
という閑散とした地域なんですが、
この酉の日だけは盆と正月とクリスマスと憲法記念日が一気にやってきた、
という感じにすごい人出となるのでした。



そして、そこから前を見ると、牛鍋 米久本店の提灯が。
浅草の老舗で、まあ、私のような下層階級の末端をウロウロしてるような
人間には一生縁がないだろうなあ、というお店です。

奥のほうに見えてる提灯の要塞のような場所が本殿ですね。
で、ここら辺りまで行列が進んだあたりで、ドン、ドンと太鼓が鳴らされる。
時計を見れば午前0時。
これをもって酉の市スタートとなるわけです。



その次のゲートには、ふぐの三浦屋の提灯。
まあ、私のような下層(以下略)。

ちなみに、吉原の古地図とかを見ていると、
東京ではちょっと知られたいろんな業種の皆さん、
そのルーツが意外なトコにあるんだなあ、と知ることができたりしますが、
それがどうした、という気もします。


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