■所沢でゼロ戦に

アメリカはカリフォルニア、チノ空港にある航空博物館、
プレーンズ オブ フェイムにある零戦52型は、飛行可能な機体として有名ですが、
これが約17年ぶりに日本に帰って来て、所沢の航空公園で展示されるとか。

現物は10年ほど前に現地で見てますし、
この機体、飛行可能な状態に維持するため、かなり手が加えられており、
正直なところ、資料的な価値はあまりありません。

なので、それほど見たいとは思ってなかったのですが、
友人がこの航空公園の近所に住んでおり、少し興味がある、との事なので、
じゃあせっかくだから、と見学に行って見ることに。



西武線の航空公園駅前にはYS-11がデーンと展示されております。

埼玉県と地獄の3丁目、どっちが身近に感じる?と聞かれたら、
千葉県と東京東部を根城にする私は迷わず地獄の3丁目と応えますが、
ここ航空公園だけは、母方の祖父が入院、死去、葬儀までやった街で、
ちょっと知っていたりします。

約5年ぶりの訪問でしたが、あまり変わった印象は受けませんでした。



現地に行ったら熱気球が飛んでました。
ちょっと興味があったんですが、ゼロ戦見終わった頃には
片付けられてしまってました…。

余談ながら、気球と言うとこの熱気球が一般的ですが、
これは頑丈な化学繊維やら小型のガスバーナーが一般的になってきた
ここ数十年の話で、それ以前、百年以上に渡っては、
むしろ水素やヘリウムを入れていたタイプの気球のほうが普通だったのです。



カーチスのC-46が展示されてました。
恐らく自衛隊で使っていた機体だと思いますが、
解説板を見て来なかったので詳細不明です…。



というわけで、約10年ぶりに航空記念館にやって来たのですが、
あれ、なんだかスゴイ人が…。



なんと、これがチケットを購入する人たちの行列でした。
驚くべきことに、入場券を買うだけで約30分、並ぶことになりました。
埼玉県には他に娯楽がないのだろうか、と思ったり…。

ちなみに、この日はゼロ戦のエンジン運転の公開もあったんですが、
午前9時半の段階ですでに整理券は配布終了しておりました。


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