ここは、もともとどっかの大名が作った庭園だったものを、もはやおなじみ岩崎弥太郎が買い取って整備したもの。
「えーと、三菱の創始者だよね?」
ピンポン。旧岩崎邸はまあ名前の通りだが、清澄白河も岩崎家の寄進だから、
都立庭園、実に全体の1/3が岩崎家からのもらいものだ。
ちなみに、庭園の入り口にあった看板を、おばさんの集団が声を出して読んでたけど、弥太郎さん、
「いわさき よたろう」と呼ばれてました(涙)。あんまりでないですか、おばさま。やたろう、です。
で、ここ、築山というにはあまりにビックスケールな、5,6階建てのビルなみの高さの山が園内あって、
まさに庭園を一望できる。遠くのビルがみえなきゃ、都心とはとても思えないぞ。

ここも巨大な池がメイン。日本庭園は平安の昔から池は必須なのかね。
「枯山水、みたいのもあるじゃん」
そういや都内の庭園、禅宗系の石庭は見たことないな。関東では流行らなかったのかしらん。
基本的に、地球に厳しい庭園だからなあ、アレは。なくてもいい気はする。

でもってここにも巨大灯篭。ひょっとして明治期に大ブームでもあったのか、巨大灯篭。
「あれじゃん、西欧系の外人をびびらせるためのハッタリ」
うーん、あながち間違ってもいない気がするなあ。
もしかしたら、東京聖九庭園にある巨大石灯籠を地図上で一筆書きで結ぶと、なにかのメッセージになるとか。
「メッセージってどんな?」
弥太郎ちゃんの携帯の電話番号とか。
「…」
…と、徳川の埋蔵…
「はい、次、行こうね」

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