新たなる旅立ち

第2夜で、ペンギンと並んで展示されてた2Bガンマ。
あの無骨でマッチョな機体をデザインしたノースロップ、しかし彼の本質は無尾翼機バカ一代なのでした(笑)。
あの機体とは似ても似つかぬのがこのノースロップN1-M。無尾翼機です。
まるで「鉄人28号」と「魔法使いサリー」は作者一緒!ええ!ホンマに!みたいな衝撃ですね。
のちのXB-35、YB-49へのプロトタイプとして造られました。まあ、ある程度はB2ステルスの先祖ともいえます。
で、当サイトを長らくご覧になっていただいてる方には、ピンと来るものがあるはず。
あって欲しい(笑)。これ、ロサンジェルスのプレンーズ
オブ フェイム旅行記
に出てきた、
N9Mのアニキともいえる存在の機体。似てるでしょ。なんで、多分これも木製ですね。
アメリカ無尾翼バカ一代、ノースロップの原点ともいえる機体です。

エノラゲイの翼下にいたロッキード P-38J
ライトニング。
撮影条件の厳しいポジションで、ほとんどの写真、失敗しました(涙)。
大好きな機体なのに。プレーンズ オブ フェイムの時もP38の写真、失敗が多かったので、
なんか相性が悪いんでしょうか…。
この機体、どうも塗装が結構よく残ってたみたいで、オリジナルペイントのままらしいです。
非常に雰囲気のある機体でした。
米軍の最高傑作機は?というとP51Dムスタングあたり、ということになるでしょうが、
エース輩出率、となると、P38が圧倒的です。
アメリカ陸軍トップエースは、P80の所で少し触れたリチャード・ボング(40機)。
2位はマクガイア(38機)で2人ともこの機体を使用。
ついでにこの2人、アメリカ4軍全てあわせてもNo.1&2だったりするので、
アメリカで現在もトップエースの記録を持つ2人が使用していた機体、となります。
ついでに言うと、陸軍トップエースベスト5の内、3人がこの機体です。
太平洋戦線に関してのみ言えば、ベスト10の内7人がこの機体。
まあ、運用期間の長さってのもあるでしょうが。

ボーイング B-29-45MO。
というよりは広島に原爆を落としたエノラゲイです。
ちなみにエノラゲイは機体のニックネームで「陽気なエノラ」の意味。
機長であるティペッツのママの名前(ニックネーム)。
まあ、日本人的には微妙な展示なんでしょうが、これを原爆うんぬんの問題につなげるのは
殺人事件で凶器となったピストルの刑事責任を追求するようなもんで、少々アレでしょう。
犯人は別にいますし、それを考えた方がいいような。
枝葉の部分に夢中になって本質を見失うのは最も愚かです。
枝葉の部分が大好き、って人が多いのも事実ですが(笑)。
この機体、第二次大戦機エリアを覆うように置かれてるので、撮影には邪魔でしょうがない。
B-29自体は実は現存機、けっこう貴重なんですが。

B29コクピット部アップ。
パイロット二人がやや後ろに、正面の一等席が爆撃手です。
アメリカの秘密兵器、ノルデン式爆撃照準機は爆弾投下の直前に
パイロットからコントロールを奪ってしまうので、爆撃手最優先の配置も理解できます。
しかしこのコクピットデザイン、ボーイングというより、
ドイツのハインケルHe-111あたりの設計思想の影響のような。
アメリカの爆撃機のラインじゃないよなあ。
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