新たなる旅立ち

入り口から向かって左あたりが、第二次大戦機のエリア。
当然、そこを中心に見てみましょう。
まずはホーカー ハリケーン
IIC。
分厚い空気抵抗のカタマリでしかない翼を逆手にとって有効利用した、20mm機関砲4門(笑)の重武装タイプ。
いやー、これ対戦車はもちろん、4機もいれば日本の駆逐艦ぐらいなら沈められるんじゃないかなあ…。

おなじみグラマンF6F-3ヘルキャット。
戦後は無人の無線コントロール機として大気観測に使われてたらしんで、正確にはF6F-3Kということになります。
どうもこの機体、ビキニの原爆実験(水爆ではない)の際、大気観測を行ってるみたいで、
1946年7月のそれが海軍におけるF6Fヘルキャットの最終飛行らしいです。
1943年8月31日(アメリカ時間 日本は9/1)が実戦デビューですから、わずか3年の命。
アメリカ海軍を代表する機体ですが、その寿命は驚くほど短かったことになります。

ヴォート
シコルスキー キングフィッシャーOS2U-3。
このころのヴォートはしょっちゅう名前を変えてますんで、ややこしい。
チャンスヴォート、ヴォート、ヴォートシコルスキー。基本的に、全部同じ会社です。
日本なんか、ここらへんの事情がさっぱりわからなかったんでしょう、
F4Uをシコルスキーと呼んだりもしたようです。違う会社ですがな(笑)。
戦艦などに観測用艦載機として搭載され、それなりに活躍しました。

リパブリック
P47Dサンダーボルト。世界で唯一、単発機のくせにターボチャージャーを搭載しちゃったマッチョ万歳戦闘機。
12.7mm機関砲を計8門積んでますんで、射線上にいれば、並みの戦闘機は1撃でミンチでしょう。
この機体、分類が多くてやたらめったらわかりにくいのも特徴。
サブタイプが多い上に、それぞれの違いがよくわからない(涙)。
これは中でもややこしいD型。同じD型でも全く異なるスタイルがいくらでもあるのですよ。
これはD-30-RAとされるから、エバンスビル工場製で各型通して最も多く生産されたタイプ。
隣のFw190と比べても、その大きさがわかりますね。贅沢な機体です。
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