新たなる旅立ち

ウドガー・ハジー、それこそ膨大な機種が、展示されてます。
最初に2階の入り口からフロア全体を見回した時は思わずめまいがしました(笑)。
なんで、ここで紹介するのはその一部に過ぎない、ということを最初にお断りします。
実際、写真撮って無い機体、撮っても失敗してしまった機体も多いんで。
また、各機体の解説も従来の旅行記に比べると最小限にさせて下さい。
でないと、終わらない。まともにやったら命に関わります(笑)。


入り口からの通路を抜けると、最初に迎えてくれるのがこの機体、ヴォート コルセアF4U-D。
逆ガル翼の美しいスタイルで、個人的には大好きな機体。


トライ(トリコロール)カラー、すなわち3色に塗りわけのF4Uですが、
車輪の内側に爆弾懸架のパイロン基部が見えるほか、外翼にはロケットランチャー基部までバッチリ。
すなわち、これD型ですね。
D型の最初の引渡しが44年の4月ですから、すでに全面グロッシーブルー塗装に切り替え後。
そもそもロケットランチャー基部までついてるんで、相当後期の機体だし。この塗装はどう考えても無理がある(笑)。
ただし、D型でもトライカラーの機体がなかったわけではなく、ヴォート社がデモンストレーション用に手配した機体は、
なぜかトライカラーで塗られてました。
余談ですが、「世界の傑作機 ヴォートF4U コルセア」の巻頭カラーページで本機も紹介されてます。
ただ、キャプションの「A型をほぼ完璧に〜」はあきらかに勘違い。D型です。塗装がおかしいだけしょう。

カーチス P40E ウォーホーク。
ところが、説明板の名前はP40E キティホーク。
どうみてもアメリカ国籍マークだよなあ、キティホークは英連邦で使用した機体だと思ってたが…
と延々と悩みましたが、どうもこれ、カナダで使用されてた機体をレストアしたものらしい。
で、レストアにあたりアメリカ塗装にしちゃったものの、名前はキティホークのままにしてあるみたいです。
あれ、だとすると、キティホークI-Aが正しいんじゃないのか?
ここらへんのネーミングのルール、正直よくわかりません。

ちなみにF4Fワイルドキャットとならんで、日本じゃ「零戦のカモ」とされる機体ですが、
アメリカ人の書いた資料で「零戦に歯がたたないよ」的な表記は見たことがありません。
大抵「第二次大戦初期から中期にかけて、広い範囲で活躍した万能機」的な紹介。
ワイルドキャットもおなじで「零戦、大戦初期は無敵」を本気で信じてるのは、
多分、世界中で日本人だけです(笑)。


ウェストランド ライサンダーIII A。こりゃまたマニアックな機体。
イギリスにおけるグラスホッパー、あるいはシュトルヒ的な用途で使われた機体ですね。
頑丈な脚、短距離での離着陸能力を活かし、連絡、偵察、特殊部隊の活動などに使われたようです。
グラスホッパーなどに比べると大分大きいですね。

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