日本とジェットと大宇宙

愛知M6-A1晴嵐。
水上機に見えますが、イ-400潜水空母専用の艦載機です。
制空権確保を狙う空母が潜水してどうすんねん、という感じですが、
制空権から制海権までキレイに持っていかれた日本海軍が、
パナマ運河などの要所を奇襲するために考え出した苦肉の策でした。
わずか28機しか生産されてない機体ですが幸運にも生き残りました。
あんだけ生産された二式戦の鐘馗なんて一機も現存してませんから、わからないもんですね。
戦後、愛知の工場に残ってたのを米軍がみつけ、接収したようです。

機体下面。800kg爆弾か魚雷が積めたらしいんですが、懸架部分の左右にヒンジのようなものがあります。
しかし1隻あたり3機しかつめない潜水空母でナニがしたかったのか、日本海軍…。
アメリカもバカじゃない、パナマ運河には常にパトロール機を飛ばしてました。
一部で人気(含私)の準駄作機、ベルのP39がアメリカで活躍した数少ない場所もここでしょう(笑)。
ドイツのUボート対策で周辺の哨戒も相当、力入れてますんで果たして辿り着けたか。
1945年ならP38が投入されてますから、そんなとこにノコノコ行ってもいいカモだよねえ。

この機体、なぜかスミソニアンのお気に入り、というか会心のレストアだったようで、
この機体の解説だけ、ホームページも妙に力が入ってます。
それによれば翼内燃料タンクに芸者の落書き(ヘタ)と村の字が見つかってます。
他にもいくつかのメモや落書きの紙が機内から発見されてます。
上記の通り、軍に引渡し前、と思われますんで、愛知の労働者のウサばらしでしょうかね。
いいですね、こういうの(笑)。

空技廠 MXY7 桜花22型
ロケットによる人間爆弾、特攻兵器 桜花。
そのジェット化バージョンで、私はこの機体の存在を知りませんでした。
航続距離の延長をねらったもので、実験段階で終戦でした。
この機体、何も書くことはないですね。
とりあえず、スミソニアンのホームページ、機体紹介のタイトルがOkhaになってますってとこで。

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