■中心点への回帰



大門から西側の眺め。
完全にガスってる状態で視界がありませんが、
晴れてれば、それなりによい眺めなのかも。

ちょっと見え難いですが、画面中心付近の道路標識の上に気温が表示されてます。
現在、4.6度。
なるほど、寒いわけだ…。

さて、ここが高野山エリアの西の果て。
とりあえず一旦、中心エリアまで戻って、
そこから昨日到達に失敗した空海閣下の1000年のベッドルーム、奥の院を目指しましょう。



帰りは、ちょっと裏通りに回ってみる。
けっこう静かでいい感じなりにけり。



中心部に戻る前に、例の共通チケットで入れるこの施設に立ち寄りました。
霊宝館。
名前の通り、お化けの宝満載のステキ施設と思ったら、
普通に絵画や仏像がメインの美術館でした。
当然のごとく撮影禁止でしたから、写真は入り口前のこれだけ。

が、さすがに高野山、国宝、重文の仏像だけで野球チームなんざ軽く作れるぜ、
ってな位、そりゃもうすげえという世界が中では展開されております。

個人的に感動した展示物は、高野山のふもと(かなりの距離があるが)九度山にて
関が原以降、幽閉に近い生活を強いられていた真田幸村が書いた手紙。
焼酎送ってくれよ、前回のは樽の栓がゆるくて、漏れてしまったから、
キチンと栓をして焼酎送ってくれよ、できれば定期的に送ってくれよ、という内容(笑)。
幸ちゃん、焼酎、飲みたかったのね……。

よりよって、こんな手紙が後世に残ってしまう、
という辺り、幸村というのは、よくよく運のない人だったのだなあ、と思う…。



そこから再び中心部を目指します。
これまた裏通りを通過中。

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