■高野よい子だねんねしな



新しい朝が来た。

つーか、新しくない朝ってあるのか?とか考えてる現在時刻は、まだ朝の6時。
…いや、別に宿泊代踏み倒してトンズラしよう、というのではなく、
AM6時半から朝のお勤めがお堂である、といわれたので、
私の性格上、ちょっと早めに来てみたんですね、
が、御仏の前では、皆、時間に正確なようで、まだ誰もいなかったのでした。

昨晩はえらく雨が降ってたんですが、とりあえず止んだみたいでよかった。



仕方ないので、ロビーというか、玄関から宿坊までの長大な廊下の途中にある
休息所のようなトコで、スキに飲んでね!と書いてあったインスタントコーヒーをいただく。

すげえな、このテーブル。
ある程度以上の巨木になると、中に“す”が入ってしまうのね、やはり。
…いや、でも見直してみて驚いたが、これ、中心部付近の穴とか、かなり正円に近いぞ。
自然にできた形状としては、なにか妙なような、いや、やっぱりこんなものなのか、というような。
うーん。
人工物以外で、正円って作成される事ありえるんだっけ?

これは、あのステキ大観光駐車場やら新規霊園墓地造成時に
バカスカ伐採したものなのかなあ…。



6時20分になったので再び本堂に行ってみる。
すると、2人だけ、先着のお客さんが居たので、一緒に待つことに。
しばらくすると、お坊さんが、中で待っててください、と入れてくれる。
さすがに高度800mの3月21日、6時過ぎはまだ結構寒い。




独特な雰囲気があり、貯金と信心の少なさでは人後に堕ちない私でも、
さすがに、ちょっと厳粛な気分になる。

この段階で他のお客さんは5人。
フハハハ、昨日の段階で宿泊客の総数は調査済みだからな、
こんなもんだろう、驚かんで〜と思ってたら、
なんとこの後、ドカドカと団体さんやら家族連れがやって来て、
最後には50人近い人数になってしまい、驚く(笑)。

一体どこかに隠れてたのよ、この人たち!と思って後ほどこっそり調べて、
あの巨大な建物以外にもいくつかの宿坊が存在することを発見するのでした。

この朝のお祈りイベント、自由参加だったらしいのですが、
おそらく宿泊者全員が参加してたと思われます。
しかも軽く行くのかなあ、と思っていたらこれが本格的で、
30分近く続きました(宿泊者の中にに檀家さんがあり、護摩を受けたからか?)。
さすがに撮影は憚られたので、写真はなし。


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