■高野山に行こうや

というわけで3月の連休を利用して、関西方面観光をしてまいりしました。
具体的には日本密教の総本山こと高野山、
そして神聖タイガース帝国の王都、大阪市周辺を観てきました。
高野山は初訪問、大阪は観光で行くのは12年ぶりとなります。

そもそもは、某日本航空がウッカリ経営破綻し、当面は貯めたマイレージは維持、
とのアナウンスがあったものの、
いつ無効にされるかわかったもんじゃないよなあ、と思ったのがキッカケ。

で、大阪までなら今のマイル数でもチケットもらえる、という事なので、
あのアタリで行って見たかった場所を一気に回ってしまう事にしたのでした。
交通費無料なら、それなりに贅沢できるしね。



今回訪問したエリアの大雑把な地図。
神聖タイガース帝国の版図は諸説あるのですが、
東は日本国京都府との国境にある神聖ポンポン山(標高678.8m)アタリから、
南は今回訪れた高野山エリアあたりまでがその勢力範囲のようです。

個人的な話になりますが、かつて登山を趣味にしていたころ、
死んでも遭難したくない山ナンバー1がこのポンポン山でした。
新聞の片隅に、
「無謀な登山 ポンポン山で孤独な迷走」
「山を甘く見たのか ポンポン山で死の彷徨」
とか書かれた日には死んでも死に切れんものがあります。
なので、未だここは訪れた事がなく、今後も近づくことはないでしょう。

話を戻します。
大阪のすぐとなりにあるのが東大阪市で、初日にここを撃破しております。
そこで何を見たかは、今回の記事で説明します。

さて、この旅行の主要目的であった高野山はそのはるか南、
和歌山県北東部の山の中にあります。
真言宗、日本密教の総本山であり、実は知らなかったんですが、
世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」にも含まれているようです。

弘法大師こと空海さんが開拓した霊場というか宗教エリアですが、
なんでこんな場所に、と思うくらい山の中でして、
当時の日本の首都、京都から見ても無意味なまでに遠い。
現代でも大阪から電車で2時間近くかかります。

何か“密教の秘儀”みたいな意味があるのかなあ、と思ってたんですが、
今回の旅行から帰ってきてから地図を見たら、
あれま、あっさりとオチがわかりました。
詳しくはまた、後で。
ちなみに、ここら辺の話を理解するには密教について、
多少の説明が要るので、それもまたあわせて後ほど。

では、とりあえず、初日の前半戦、行ってみましょうか。

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