いきなり裏に回ってみました。広いね、庭。

「なんかあれだ、あのアメリカ映画を思い出したぞ」

風と共にセリーヌ・ディオンだろ。俺もそう思った。

「無理にさ、笑いとりにいくのやめようよ。むしろ読んでて辛いよ」

すみません、犬。

一瞬ここは日本ですか?と思うが、後方に不忍池名物超絶合体変形ビルが見えてるので、

すぐに現実に引き戻してもらえるぞ。サンキュー!

で、そのテラスではコンサートなんかが開かれてて、チョーセレブな午後って感じ?

「セレブって感じの客層じゃないよね」

そうだね。自分も含めて、豪邸をのぞきに来たウヒャウヒャ一般大衆大図鑑って感じでした。

これ、不定期ながら土曜日とかに行われるらしい。

これは、ちょっとよかったよ。寝るな、ペロ君。

いえのなかはね、とってもひろいんだよー。

「見りゃわかるよ。目がうつろだよ。しゃきっとしろよ。」

だってさー、俺なんて今後何十年サラリーマンやってもこの家の一部屋も買えないんだぜ。

さみしいねえ。

「ポジティブシンキングでいけよ。こんなに広い家、掃除だけでも大変だぜ。いらないよ」

まあね。

逆にこれだけ広いと、まかない、メイドさんは必需品だな。

その手の愛好家の皆さんも、世間の目を気にせず雇いまくれるぞ。

 

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