■幸運なハッピー



でもって、床が突然揺れる。あ、これがオチか。

上映終了後、なんじゃこりゃ、中華人民をナメンナ!
とか言って観客の皆さんが、暴動でも起こしたらどうしよう!
と一瞬不安になるも、みなさん、比較的大満足で鑑賞されてたようで、一安心。

…あ、いいんだ、これで。



これにて退場。
艦内観光に移ります。

ここら辺の電子機器、それなりにオリジナルのような、そうでもないような、
微妙なとこでしたが、まあ、どっちでもいいか、と言えばいいわけで。



出口の横にあった謎のホワイトボード。
なんかいろんな事がロシア語で書き込まれてますが、当然全く読めません。
ボルシチのレシピかもしれません。そうじゃないかもしれません。



ちょと驚いたのがこれ。

操舵輪がこんなところに。
そして手前はアクセルというかスロットというか、まあエンジン出力調整器。
どうも適当に取ってつけたようものではなく、最初からここにあったようです。

となると、可能性は二つ。

その1。
ソ連の船も、第二次大戦期のイギリスの軍艦のように、
危険な艦橋部には操舵室をおかず、
このような艦内の奥まった場所で操舵していた。
当然、舵の方向やエンジン出力の指示は艦橋から来て、
ここでは、艦橋からの指示通りの角度に舵を切り、
出力の調整も、指示通りの数値にあわすだけ、となります。
まあ、航空機の夜間飛行、計器飛行みたいな感じでしょうか。

その2。
艦橋には艦橋で、キチンと操舵輪があり、これは緊急時のバックアップ用。
が、実はミンスク、売却後に艦橋で火災を起こしてまして、現在、
その内部は往時の姿を全くとどめてません。
なので、艦橋にも操舵輪があるのかどうか、確認できず。

要するに、例によって真実は不明、という事で。



廊下と言うか、通路にて。
この船、けっこう窓があるんですよ。

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