■北へ向かう列車を探して



3日目の朝が来ました。
やや雲がありますが、まあいい天気でしょう。



さて、本日は深圳市(シェンズェン)進出をめざします。
目的は、現地では有名な某テーマパークと、電気街。

とりあえず、そこまで行くには昨日、チムシャツイで偶然立ち寄った、
例の駅から出る地上の電車路線を使う必要があります。
でもって、これがイギリス式鉄道なので、
市街の中心部からは大分外れた場所に駅があり、昨日の駅か、
旧カイタック空港近くまで出て行かないと乗れません。
ここからだと、旧カイタック空港最寄駅、九龍塘駅の方が近いので、
とりあえず、それを目指して地下鉄で移動します。

例によって油麻地の駅で地下鉄に乗り、目指すは九龍塘駅です。



はい、着きました。地下鉄なら、まあすぐの距離ではあります。
駅構内にはご覧のような案内板があるので、それに従って行けば問題なし。



が、これが結構歩く…。



そこで見かけた、地上線の路線案内図。
一番下の駅が昨日見たチムシャツイの新しい駅。
でもって一番上の羅湖(ローウー)の駅が香港側の国境駅で、
この駅の向こう側が中国本土、深圳市(シェンズェン)となります。

ちなに、点線で途中にある迂回路は、九龍半島側の競馬場がある駅。
おそらく開催日のみ運行、とかでしょう。
路面電車といい、これといい、競馬場、そんなに好きか、君達…。

で、実はご覧のように、この路線、最後で分岐しており、終点には、
もうひとつ、落馬洲(ロッマーチャウ)という駅があります。
2007年ごろに開通したようで、ここからも深圳市(シェンズェン)に入れるようです。
が、駅員さんや巡回秘密検札官(後で登場)、誰に聞いても深圳に入るなら羅湖に行け、
と言われたのでよほど不便なのか、あるいは外国人は越境できないのか。

まあ、とりあえず、素直に羅湖を目指しましょう。


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