■香港の夜の中心地



というわけで、夜の香港に再出撃。

私が宿をとったのは油麻地(ヤマティ)エリアの南部なんですが、
ここから北、旺角(モンコック)にかけてが九龍(カオルーン)半島側、
つーか、香港全体でも最大最強の繁華街となっています。
東京の新宿、大阪の道頓堀周辺に雰囲気は近いでしょう。
そういや、日本と香港以外でこのタイプの繁華街を見たことないですね。
ニューヨークとかは行ったことないけど、この手の繁華街、あるのかしらん。

が、香港の場合、大型鉄道駅のような街の中心となる施設がないので
なんとなく道沿いにダラーっと広がる感じになってるのが特徴といえば特徴。

九龍側を南北につらぬくメインストリート、彌敦道(ネイザンロード)沿いと、
それの東側が主な商業エリアで、写真は彌敦道から一本、東側に入った道。
彌敦道と並行して南北に走る数本の道路が、こんな感じになってます。

同じ中国系の大都会でも、上海にはないのが、こういった大規模ダウンタウン。
やはり、香港に比べてしまうと、上海は巨大な田舎町だなあ、と思いますね。



香港島側ほどではないものの、この辺りにも商場は結構ある。
むしろ大規模なものが多く、比較的、見つけやすいかも。
これも、そのひとつで、飲み屋の入り口のような階段を上がってゆくと…



ビルの中には、もはやおなじみの世界が展開してます。

ただし、このビルは入り口の上にある看板で判るように、
複数の出入り口を持ち、大通りに面してる入り口などは
普通の商業ビルと変わらなかったりします。



その中にあったこんな店。
この辺りは、香港最大の繁華街であると同時に、
香港のオタク文化の中心地でもあります。

香港島側の銅鑼湾にも、こういった店、なくは無いんですが、
やはり圧倒的に九龍側が多い。
さらには、この後で登場するオタクビルまでありますからね。

ついでに、今回の旅行では模型屋をまったく見かけず。
一軒だけ看板があったので覗いてみたら、ラジコン専門店でした。
まあ、日本以上に住宅事情が厳しい香港、
プラモデル造るのも、飾るのも大変なんでしょうか。

…それでも以前は数件のお店、あったんですけど。
今回、私がたまたま見つけ損ねただけかなあ…。




そのお店のディスプレイ。
あ、やっぱり仮面ライダー、人気あるんだ。

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