■どんどん深みにはまってゆく



日本のキャラモノシャツとか。
ここら辺の版権は…ちょっと微妙な気がするなあ…。



さて、香港の市場の特徴は、裏がある、ということ(笑)。

例えば、ここ。
一見すると、ただの露店の横道ですが、上の看板に注目。
“商場”となっており、この看板のあるビルは、中まで店舗になってます。
わかったら、さあ突入だ。



…女性向けの商品を売るビルでした。
化粧品やら下着やらの売り場を笑顔で突破して来ましたよ、はははは。



でもって、売り場を抜けると、どこだかわからん裏通りに出るのも、
この手の“商場”のお約束。
どこだ、これ(笑)。

なんか向こうの方が賑やかだから、とりあえず行ってみよう。



通りに戻りました。
でもって、目の前には銀河ならぬ金河なるゲームセンターが。
遊戯機というのが、アーケードゲームで、
遊戯場が通常ゲームセンターの事(娯楽場は前にも書いたがカジノ)。

見づらいですが、緑の字で
GAME CENTRE( EとRが逆なのはイギリス綴り )の文字が。
ゲームセンターは和製英語ですが、なぜか英語の本場、
返還前の香港でも、この名前で通じました。
ウォークマンみたいなもんで、間違った英語なんだけど、
そこがむしろ新しくてウケた、とかですかねえ…。

まあ、香港の人はなぜかセンターという英語が死ぬほど好きで、
街中に中心(CENTERの直訳)が溢れてますから、
その影響もあるのかも(商業中心でショッピングセンター)。

ついでに、1990年代は、日本以上と言っていいくらい、
街中ゲームセンターだらけ、プレイヤーもえらく熱い連中だらけだった
香港ですが、さすがに2010年にもなると、完全に寂れてました。

余談ながら香港では対戦格闘ゲーム、ストリートファイターIIシリーズがチョー大人気で、
テレビのゴールデンタイムに視聴者参加の勝ち抜きゲーム大会やってるわ、
勝手に漫画が売り出されてるは(昔はアメコミ式にオールカラー、1作で1冊の雑誌だった)、
ファミコンにストIIがあるわ、ステキにも限度がある、という展開を見せてました。

あれだけプレイヤーがいたら、そもそも情け容赦のない戦い方をする連中ですから(笑)、
おそらく、当時の日本のプレイヤーより、強かったと思います。

が、なぜかその後、日本であれだけ流行ったバーチャファイター2は、
ゲーム好きの連中で、それなりのヒット、というレベル止まり、
さほど大きなムーブメントにはなりませんでしたね。

そういや、その時期、その代わりと言ってはなんですが、エヴァンゲリオンが、
かなりの流行をしていたのを覚えてます。



携帯電話のお店。
電気街らしいなあ、と思うも、この手の店は実は香港中にあるのだ、
というのをこの日のうちに思い知りました。

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