■ようやく一つの時代、終了

ノースアメリカンO-47B。
この機体もよく知らない。膨らんだオナカが微妙にラブリー。
とりあえず、1934年ごろから配備が始まった偵察・観測機だとか。
3人乗りのかなりガッシリした機体ですが、最前線で使うにはデカいし重いしで不便、
偵察機とするには低速すぎ、ということで用途に困り、標的曳航や
沿岸警備に使われた、との事。
…ダメじゃん。

「布と鋼管で作られたイギリスの恥ずかしい秘密」の名で私に知られるハリケーンMk.II
A。
ここはアメリカ空軍博物館ですから、展示中のイギリス機は、
基本的にアメリカで使われた、アメリカの国籍マークをつけたものばかり。
が、これだけイギリスのラウンデルのままで、なんでやろ、
と思ったら、このペイントは、参戦前のアメリカからイギリスに渡り、
バトル オブ ブリテンに義勇兵として参戦したイーグル スコードロンのものらしい。
「昔はデカイ面してたけど、今じゃ惨めな島国を助けに行ってやったカッコイイ俺ら」
といった内容の展示ですね。
余談ながら、ハリケーン、カナダでも生産されていたのは知られてますが、
ユーゴスラビアでもドイツに併合されるまで生産してたのご存知でしょうか?
わずか20機造った段階で併合され生産は中止となりますが、
その内一機はなんとMe109でおなじみDB601エンジンを搭載してます。
というわけで、バトル オブ ブリテン、ということは第二次世界大戦開始済み。
ここで「ライト兄弟から第二次世界大戦前まで」の展示室は終了。
いよいよ、1941年12月、日本にケンカ売られることで、
アメリカも参戦する第二次大戦時代に移ってゆきます。

で、第二次世界大戦の間に移る通路は、もはやおなじみ
「ユダヤ人虐殺の歴史」の展示。
これに関しては何度も同じ事を書く気がしないので、
こちらを読んでください。
凄惨な歴史に償いを求める事ができるのは、
あの時代に生き、そしてなんの理由も無く殺されていった人たちだけです。
現代に生きる人間がそれを利用し、なんらかのメリットを獲得するのなら、
恥ずべき行為と言うほか、適切な表現が思いつきません。
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