■昔からいろんな事を考えてた

近所のゲイバーのママがデザインしたんじゃないか、という感じの
紫を基調とした派手派手迷彩を施したフォッカーのD.VII。
まあ第二次世界大戦期にも全身ドピンクのすごいスピットファイアとか
試験的に造られてますから、なんらかの迷彩効果はあったんでしょうね。
例の紅男爵ことレッドバロン、リヒトホーヘンがそのテスト飛行で惚れ込んだ機体らしい。
第一次世界大戦期のドイツを代表する機体だとか。
でもって、これもレプリカですな。

1917年、日本じゃ大正6年の段階で開発されていた無人飛行爆弾、その名もバグ。
なぜかAerial
torpedo、空中魚雷という名前なんですが、別に対艦兵器ではなく、
180ポンド、約80kgの爆薬を積んだ無人機です。
一定時間を飛ぶと、タイマーによりエンジンが停止、主翼も切り離され、
爆薬が入った胴体が落下、攻撃を加える、というもの。
なんかちょっと無計画すぎない?横風とか吹いてたら、
自軍の陣地に戻って来たりしない?とか思うんですが、
米陸軍も同じ考えただったようで、結局不採用。
50機未満の生産で終わってます。
まあ、この時期からミサイルみたいなことを考えていたのは、
大したものではないか、と思います。

この区画の目玉の一つが、これ。
後になんちゃってジェット機ことカンピーニ号で世界中の飛行機ファンを
違う意味でシビレさせたカプロニ社。
そこが第一次大戦末期に産み出した大型爆撃機が、このカプロニ Ca.36です。
全幅約23mは第二次大戦期の双発爆撃機クラスより大型。
しかも、この機体はオリジナルです。
イタリアの博物館が持っていたものをこの博物館がレストアし、
どういう手を使ったのか1994年にその所有権も譲り受けたそうな。

コクピット周り。
操縦席の後ろ、パイロットが背もたれ代わりに使っているの、
どうも燃料タンクのような感じが…。
チャレンジャーな設計。
まあ、この時代の機体だと、どこに弾食らってもほぼ致命傷で、
だったらどこに置いても一緒、みたいな部分があったのかなあ。

後ろから。相胴式で、中央の胴体後ろに3機目のエンジンあり。
主翼と胴体をつなぐ桁の後部の方についてるのは、多分、ラジエター。
ハートのマークが微妙にお洒落。

尾翼は田舎のイタリア料理屋のごとくイタリア国旗の連発になってます。
カッコイイなあ(笑)。
NEXT