■考えてみりゃ世界最古の航空機ゆかりのエリアに建ってるわけで
このエリアの入り口付近には結構変わった展示も。

1895年に65ドルにてライト自転車店にて購入された自転車。
今みても結構古臭さを感じないシャレたデザイン
…というか現代の自転車が全く進歩してないんでしょうね。
ライト兄弟は店でスプロケットなどのパーツも造ってたらしいんですが、
それがどの程度この自転車に使われているかは不明。
そういや後に、ライトフライヤーのプロペラの駆動には
自転車のチェーンと同じものを使っていたりします。
余談を二つ。
その一。現代価格にすると約22倍なので、1435ドル。
約15万5千円てところですから、意外に高嶺の花でもないですね。
その二。
夏目漱石が自転車にのってロンドンでブイブイ言わせて
(というか言わされて)いたのが1900年ごろ。
ほぼ同時期ですから、多分、こんな感じのに乗ってたはずで、
漱石が自転車にしがみついて必死だった姿を
思い浮かべるには格好の資料なのでした。

ライト兄弟のエラいところは、きっちりと実験とデータに裏づけられた開発を行ったこと。
本格的な風洞実験、特にさまざまな翼断面形の揚力係数の計測を行った、
人類最初の三男と四男が、彼ら兄弟なのでした。
その実験に使われた、1901年製の風洞。初飛行前ですね。
正直、オモチャみたいだなあ、というサイズですが、偉大な機械なのです。

人類初飛行に成功したライトフライヤーに使われてた「布」。
左翼の一部だったとか。
先に書いたように、1948年にスミソニアンへと機体は寄贈(1ドル取ったんだっけ?)され、
その際、せっかくだからと布の破けてる部分を張り替えたそうで、
その時、取り外されて保管されていたのがこれだそうな。
…いや、まあ、すごいのかも知れないが、こうなってくると、
聖杯だ仏舎利だ、といった宗教がかったモノすら感じるような…

例の「ハドソン川にドボン殿下」ことラングレー教授の機体に
使われていたらしいプロペラ。
…私の乏しい想像力では、この形状からどうやって
推力を得るつもりだったのか、さっぱり見当がつきません(笑)。
……ウチワみたいにあおげばなんとか…?

1912年に航空機から初めて行われた機関銃の射撃に使われた銃。
初めての、がアメリカ空軍初なのか世界初なのかは書いてなかったです。
仕事とは言え、いやだなあ、という表情の二人が印象的。
1912年なら、アメリカ陸軍、すでに複数の機体を持っていたはずですが、
この操縦系と後ろに見えてるリングからして、
これはライト兄弟謹製の機体ですね、多分。
資料によればミリタリー フライヤーは1911年には既に
引退済みのはずなんですが…。
ま、いいか(無責任)。
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