■泥の豚はデイトン

ここ、空軍基地ということもあって、周囲はぐるりとフェンスで囲まれ、
道路から入れるゲートは一箇所だけ(のはず…)。
ちなみにライトパターソンは基地の真中を一般道が横切る、という変な基地で、
その道路を基準に、南西側が博物館を中心とするエリア、
北東側が本気で戦争をやる連中が展開してるエリア、となってます。
写真は、入り口でもなんでもない、広大な空間にポツンと立てられた
串刺しのF104スターファイター。
あの向こうが幹線道路なので、ここだよ!
という目印に建てられたんでしょうが…。
まあ、あれが見えたらその先に博物館の入り口があります。

駐車場はかなり広い。
中央のガラス張りの部分が入り口で、左の円筒状の建物は、
アメリカのこの手の施設ではおなじみのI-MAXシアター。
で、右側にある巨大な建物が博物館本体。
あの巨大なハンガーもどきが3棟もあるんですよ、ここ。
建物だけでもケタ外れでして、平屋の建築物としては、
日本じゃ似たようなものが思いつきません。
B36とかB52が軽々いくつも放りこまれてまして、
おそらくジャンボジェットクラスの格納庫よりデカイのでは?
ついでに、この駐車場は元滑走路を利用してるんですが(妙に細長いのはそのため)、
博物館の建物とは反対側に向かい、その端の方まで歩くと「妙なもの」が見れます。
恐らく、空軍の偵察衛星のカメラ調整つかったと思われるカラーバー(モノクロ)と
レンズの歪みか、あるいはピント調整に使ったと思われる図などです。
グーグルアースでデイトンの東にある、この博物館を見ると一発でわかります。
結構、笑えますよ。だいぶキレイに残ってるので、もしかしたら、未だに使ってるのか?
ちなみに、私はここの展示に興奮しすぎて、現地で見てくるの、忘れました…(涙)。

入り口。
右側が展示棟。
中央に立ってるのはイカロス息子像。
…ええんか、そんなん飾って。
その人、最後のオチで墜落してるんやで。

今回も現地案内図でお茶を濁します。
左端が入り口とIMAXシアターで、この下辺りが駐車場。
長方形の部分が各展示施設。大きく3つに別れ、右端にオマケが1個つきます。
入り口の横の最初の棟は二つに別れていて、
赤い部分がライト兄弟から第二次大戦直前まで、
その上のグリーンぽい部分が今回の目玉、第二次大戦期の機体を展示してます。
となりの薄いグリーンの棟が一応、冷戦期の機体とされてますが、
実際にはF-22(!)からアブロ カー(!!!!)までなんでもありです(笑)。
最後の薄いブルーが近代の機体で、B2ステルスボマーから、
ソ連のアレまで、いろいろ入ってます。
で、最後のオマケ、一番右端の円筒状の建物が、
「大陸間弾道弾展示室」。
なんじゃそりゃ、と思ったし、実際に見てみても、
なんじゃそりゃ、でしたが、結構すごいものではありました。
ちなみに「世界最大の弾道ミサイル博物館」みたいな事書いてましたが、
いや、「弾道ミサイル博物館」なんざ、ここ以外にないやろ…。
で、目玉と言っていい(人にもよるけど)第二次大戦期のコーナーが
結構狭いのは、単純な理由で、機体そのものが物理的に小さいから(笑)。
だって館内最大の面積を誇る一番右端の棟なんて、
B2とB1とB36とB47が同じ建物に入ってるんですよ(泣笑)。
無茶苦茶にもほどがある。
まあ、ここの左端の棟一つだけで、スミソニアンやRAF博物館と
互角以上に戦えてしまうのです。
いや、すごい。
さらにすごいのは、実はこれだけでなく、
「戦争をやる施設」の方にも展示棟があり、
シャトルバスで見に行くようになってます(要当日の予約)。
そちらは実験機の展示と、大統領専用機、すなわち空軍犬こと
エアフォースワンの歴代コレクションがありにけり。
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