■野ざらしでもがんばる



ロッキード-C-141C スターリフター。
アメリカ空軍初のジェット輸送機で、こんな野ざらし状態で展示されてますが、
実は博物館のパンフレットの表紙を飾っている人気者。
どうもハノイ タクシーと呼ばれるミッションで、
アメリカがベトナムから手を引いた1973年(休戦は75年)、
アメリカ人捕虜を収容するため、ハノイまで乗り込んだ機体らしいです。

高速で、それなりの積載量もあり、
アメリカ軍の地球的展開を初めて現実的なものとした機体ですね。
とっくの昔に旧式化してると思ってたんですが、実は米空軍、
数々の改良プログラムをC-141には施しており、
ほとんどの機体が現役バリバリ、この機体も2006年に
ようやく退役となった2機のうちの1機だとか。

ちなみにささきさんによれば、10年前は野ざらしだった展示が、
だいぶ屋内に移されてるそうなんで、これらもやがてそうなるかも。



ロッキードC60Aロードスター。
このロードスターはROADSTER、複座オープンカーの意味ではなく、
LODESTAR、北極星(あるいは航海の目印に使われる星)の意味。
まあ、ロッキードの星シリーズらしい名前。

モデル18という、エレクトラの流れをくむらしい民間機の軍用型。
正直言って全然、知りません、この機体(涙)。
1941年から配備開始されたものの、訓練や基地間連絡機として
使われてたようです。

余談ながら、ROADST“A”R(道路の星?)でひっかかる
日本語サイトの多いこと、多いこと…。



ノースロップYC-125Bレーダー。
これまた微塵も知らない機体。

ノースロップの民間機、パイオニアの軍用型で、
短距離離着陸能力から、前線での兵員輸送、救難活動を目的に
第二次大戦終了直後、開発がスタートしたらしい。
が、意外にパワー不足だったのと、その頃にはヘリコプターが
完全に実用段階に入っていたので、あっさり計画はキャンセル。
この機体のYナンバーは最後まで外されないまま、
結局、整備訓練用機として使われて終わったそうな。
南無〜。



ロッキード AC-130A スペクターガンシップ。
本来は輸送機のハーキュリーズの胴体に、
ガンガンに地上攻撃用の銃器を積みまくった機体がガンシップで、
その形式名称もACとなります。
さすがに真昼間からこんな機体で乗り込むことはしないので、
基本的には夜襲用で、サーチライトやレーダーを積みます。

この展示機は、このライトパターソン基地で、
ガンシップの開発テスト用に使われた機体らしく、
レーダーなどは残ってるものの、武装は見当たりませんでした。
最終的に28機が改造されるんですが、
そのすさまじい内容は、翌日、冷戦の間にて見ることとなります。

NEXT