■いろいろ飛んでいたわけで

またもや出てきましたB-26。これはK型。
スカイレーダーよりさらに以前(1942年7月初飛行。四式戦 疾風より先だ)
の第二次大戦期の双発機が、ベトナムに持ち込まれてます。
つーか、この時代になってもノーズに12.7mmを8門とかやってたのか、米軍…。
ちなみに、これも自力でここまで飛んで来た派の一人。
この機体は朝鮮戦争終了後、一時引退が決まるんですが、
その後から、ベトナムに呼び戻されます。
が、さすがに老朽化が進み、1964年に一度引退。
だが、まだ終わらない。終わらないぞー(笑)。
胴体、主翼、エンジンと、ほとんど全てを改修されたこのK型が
1966年に再度送り込まれ、1969年にようやく引退するまで、
第二次大戦後も三度に渡って実戦に投入されたのでした。
B-26(元A-26)よほど優秀な機体だったんでしょうね。
で、もともとB-26の愛称はインベーダー(侵略者)なんですが、
このK型はカウンター インベーダー(侵略を阻む者)と、
180度名前の意味の方向性が変わってます。
昨日までの阪神ファンが今日からジャイアンツファンに、
この間まで100%オレンジジュースしか飲まなかった健康野郎が、
突然ドクターペッパー命になるくらいの変わりっぷり。
…何があったんだ、B-26。

マーチン EB-57キャンベラ。
その名の通り、中身はイギリス謹製の爆撃機キャンベラで、
それをアメリカでライセンス生産したもの。
本来は上のB-26の代替機として採用されたんですが、
その後も結局B-26が重宝され続けたのは上に書いたとおり。
この機体はベトナムに送り込まれた段階では爆撃型のB-57だったんですが、
帰って来てから電子戦用のEB-57に改造されたようです。
これも自力飛行来訪組合の一員。

スマートなイノブタの愛称で私に親しまれるマクダネルのヴードゥー。
なんど聞いてもすごい名だよなあ…。
日本で言ったら中島 ラマ教みたなネーミングですよ、これ。
この機体はRF-101Cですから、その「R」の名の通り、偵察型。
機首先端と、両脇にカメラが入ってるのがわかります。
ブードゥーの偵察型は世界初の超音速偵察機で、
この展示機はキューバ危機の時、キューバ上空の低空偵察をやってのけたとか。
無茶するなあ…。

ノースアメリカンロックウェル
OV-10Aブロンコ。
空軍と海兵隊で使われた対地攻撃&軽輸送機。
えらく小さな機体ですが、機体後部には5名の空挺部隊員を搭載可能。
せまかったろうなあ…。
あからさまにベトナム戦を意識して造られてるんですが、
いろいろと中途半端に終わった印象が強い機体ではあります。
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