■シカゴの都市交通網に関する一考察

…その時、鞍馬天狗は全員の飲み代をネコババした高杉晋作を千切っては投げ…
「あれ?オマケコーナー?つーか、なんの話だよ?」
博物館の話は書くのがとっても疲れるので、途中で投げ出しました。
ようこそ、今回のオマケコーナーに。
「ミもフタもないなあ…」
とりあえず、今回は現地でお世話になったし、
違う意味でもお世話になったシカゴの交通網のお話だ。
ミンナー!ノってるかーい!
降りてると目的地までたどり着けないぞー!
「…はよ本題に入っていただけますか」



「自転車?」
うん。シカゴの交通網で最初に驚いたのが、これ。

今回、私が利用したのはctaというシカゴの公共交通網で、
これは地下鉄やバスまで含んだ組織なんだが、
そこの交通機関は、基本的に自転車、持ち込みOKなんだ。
バスの場合、さすがに車内には持ち込めないので、
車体前部にその搭載用のキャリアが付いてる。



バンパーの上、広告の入った看板の裏が自転車の搭載部となる。
横向きに載せるのだが、最大2台まで積んでるのを見た。
バスに乗るくらいなら走れよ、という距離の人や、
例の地下鉄のシャトルバスとか自転車で走った方がいいんでない?
というケースも多く見たが、どうもシカゴ、
自転車で走るには向いてない道が多いようで、
フリーウェイや交通量が多い道を避けるためにバス、
というケースもあるようだ。
ちなみに搭載作業は、客が自分でやる。

「ロンドンでもなかったっけ?」
あった。
でもさすがのイギリスも、電車だけで、バスに自転車を載せてるのは見なかったんだ。
まあ、ラッシュアワーというのがあるのか、よくわからないが、
混雑時にはさすがに電車内への持込はできないと思うのだが…。
「でも確かに自転車を持ち込めると便利だろうね」
そうなんだけど、文化的、物理的な事情が異なるので日本では難しいだろうな。
基本的に家に入るのに靴を脱ぐ民族には、ちょっと抵抗のある行為だ。

ただ、ロンドンで自転車に乗って電車に乗ってくる人を見たときは
なんじゃこりゃ、と思ったが、どうも自転車を電車に持ち込めない
日本の方が少数派なような気がして来た今回の旅だったのさ。



次に驚いたのが、このゴミ箱。
「あんたの住んでる家より立派だったから?」
それでは半分しか正解じゃないな。

9.11以来、テロという「虚無」とか「永遠」並に実態の無い連中と
戦争状態になったアメリカは、その対策の一つとして、
地下鉄や交通機関から徹底的にゴミ箱を撤去したんだ。
ワシントンDCに行ったときは、公園ですら、それが無かった。
「なんで?」
恐らくは日本のオウム真理教のサリンテロで、
地下鉄のゴミ箱が利用されたからだろうね。
「…で?」
それが、このシカゴではあっさり置いてあった。
地上駅だけでなく、地下駅にも大分置いてあった。
この点では日本の交通機関よりノンキだ。
「へー、それでシカゴはノンキだ、と」
まあ、そういう結論でもいいが、全体的に、皆、もう飽きてきたんだな、と。
「は?」
今年から、成田で航空会社ごとの機内預け入れ荷物のチェックがなくなってた。
実は電池の入った目覚まし時計を入れっぱなしにしてたのを
出国審査を出てから気づいて、呼び出しかかるかなあ、
と思っていたんだが、そのまま何の問題もなくデイトンまで運ばれて来た。
3年前では考えられなかった事態だよ。

さらに今回立ち寄ったシカゴの科学博物館、それどころか、
アメリカ空軍博物館ですら、手荷物チェックがなかったんだ。
アメリカ空軍の基地内にある博物館だぜ。
後で出てくるが、現役バリバリの基地内部にある展示施設に行く時も、
「施設の外で写真撮ったらメッ!よ」
程度の注意しかなかった。
アメリカ空軍の頭脳、といっていい基地なのに、ライトパターソン。
なんで、いや時代は変わったな、と痛感した。
ワシントン行った時は、自然科学博物館ですら手荷物開けてチェックされたのにね。
「いい傾向ジャン」
全くだ。いらん検査もなくなって、さらにテロまで無くなってくれれば言う事なしだ。



「駅?」
地下鉄の駅なんだが、シカゴで驚いた事その2、駅が繋がってるんだ。
「…どういう意味?」
駅を電車が出るだろ、窓の外を見てると、
やけに長いホームが続くなあ、とか思うんだが、
なんとそのまま隣の駅の看板が目の前に現れる(笑)。
「…一つのホームで繋がってる?」
というか、巨大な空間を掘りぬいて、そこにプラットホームを建設、
そのホームの要所要所で電車が止まって、そこが駅(笑)。
「なんじゃそりゃ」
なんでも、シカゴ中心部のプラットホームは1000mを超えてる、という説がある。
「ホントかよ」
ほんとさ。この眼で見て来たもの。
最初は何が起きてるのか、一瞬、理解できなかったけど(笑)。
さらにシカゴの地下鉄のトンネル内にはパラパラアニメ広告がある。
「なにそれ?」
窓の外を見てるとね、トンネルの壁にパラパラアニメが描いてあって、
電車から見ると、それが広告になってる(笑)。
「なんじゃそりゃ!」
いや、実は日本でも成田空港に行く鉄道の地下トンネルで、
一時似たようなことをやってたんだが、
あっという間にやめてしまったんだ。
シカゴのも、かなり見づらかったから、多分、
そのうち無くなるんじゃないかなあ。

ブルーラインの場合、空港側からダウンタウンに近づき、
地下に潜って間もなくの場所にある。
クラーク駅の手前あたりだったと思う。


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