■あなたはボートです ユー ボート



ドイツが世界最高峰の暗号機として絶対の信用を置いてたエニグマ。
が、ご存知の方も多いでしょうが実質的にはケチョンケチョンでした。
ここら辺の顛末は、独英対抗数学合戦、とでもいうべき戦いでしたが、
まあ、イギリス(とドイツに負けたヨーロッパ連合)の勝ちでしょう。

写真左側がU-505から回収された2台のうちの1台。
M4型だそうですが、もちろん、よくわかりません(涙)。
右もM4型。これはわざわざ別の博物館から借りて来てるものらしいですが、
なんで同じマシンを2台並べてあるのかは不明。
Uボートには2台つまれていたので、それを再現したかったのか?
(1台は多分、バックアップだ)

ちょっと余談。
このエニグマの暗号解読を目的としたイギリス側のプロジェクトが「ウルトラ」でした。
形容詞による命名は、イギリス人の得意技ですが、正直言ってウザいですね(笑)。
日本語にすると「チョー」とか「スゲー」とかそんな感じに訳すしかないんですが(涙)、
本来の意味としては極秘中の極秘、Ultra secretといったニュアンスだったそうな。

で、このウルトラ作戦の初期(名前がウルトラになる前も含む)
で主要な働きをしたのが複数のポーランド人スタッフで、
英語圏の資料などでは、これでドイツに国を奪われた恨みを晴らした、
みたいな事が書かれてたりします。
…残り半分を分捕りやがったソ連に対する恨みはどうなったんでしょ(笑)。

余談ながらウルトラマン、というネーミングはスーパーマンのパクリですが、
スーパーマンはニーチェの言う「超人」の英語訳から来てます。
結構哲学的な名前なんですが、一方のウルトラにはスーパーのような
肯定的、カッコイイニュアンスはほとんど無く、ウルトラマンだと、
「極限的なまでに人間」「極端なおっさん」といった意味になると思われ。
よってウルトラの母だと極端な母、ウルトラQやウルトラ警備隊、ウルトラマンキン(以下略)。
(さらに余談ですが、オーバーマン、Overmanも「超人」の英訳の一つ)




内部見学ツアーには参加失敗しましたが、ベッドの展示がありました。
意外にも、これだけ見るとアメリカの潜水艦より豪華です。
ひょっとして士官用ベッドか?



キッチンの再現展示もあり。
が、この妙なコスプレおじさん(博物館職員)がジャマして、近づけず…。
アメリカのと比べると大分さみしいですが、
それでも最低限の設備はあるようです。



途中のモニタでは、2005年、例の屋外展示からここに移されるときの様子が延々と流れてました。
かなりの大作業だったのは間違いないようで、よくやったなあ、と。



で、この展示の最後、出口にはU-505の専門ショップが。
ホント、この博物館は…。
が、私が見た限りではまだ「白いU-505」も「U-505おこし」も売られておらず、
「U-505音頭」なども見かけませんでした。
…商機は無限大ですぜ、だんな(笑)。

NEXT