■4バスケッツ すなわちシカゴ



実は今回も行きの便で、座席交換によりビジネスクラスにしてもらえました。
相変わらず豪華な食事です。これでオートブル。
お味もなかなか。

もっとも、シートに備え付けのメニューでは、これを作った料理屋のコックさんたちが
腕組んだカメラ目線の写真入りで口上を述べてましたが、
そこまでのもんでもないよなあ、とは思いました。
金も払わずグレードアップしてもらっておきながら、なんですが…。



今回、初めてアメリカ大陸の上で朝を迎える。
下はまだ砂漠地帯ですからここは西部地区、シカゴは遠いなあ。

画面奥の方に湖があって、そこから朝モヤというか雲が
グワっと立ち上ってるんですが、見えにくいですかね…



とか言ってるうちに、箱根細工のような畑がひたすら広がる穀倉地帯、
グレートプレーンズの上空に入る。
ここまで来ればシカゴも近いかなあ、とか思ってたら、
この後、行けども行けども、ひたすらこの光景が続くのでした…。
2時間近くひたすら畑の上を飛んでた気がする…。



もしかしたら、この飛行機、メフィラス星人とかに既に乗っ取られていて、
「フハハハ、愚かな地球人ども、きさまらは未来永劫、畑の上を飛び続けるのだ!」
とか言われたらどうしよう!とりあえずサインもらおう!
とか考えてるうちに、無事、シカゴ到着。

で、シカゴのイミグレーション、入国審査は早い、と聞いていたのですが、
確かに着陸後、わずか30分で突破できてしまいました。
バンコク並みの高速ぶり。
が、ここで今年もなぜか怪しまれる(笑)。

「何しに来たの?」
「観光アルヨ」
「どこへ行くの?」
「デイトンネ」
「デイトン?どこの?何しに?」
「オハイオネ。空軍博物館を見にゆくヨ。明日アルヨ」
「空軍?あんた空軍に何の用?」
「ノー、ノー、博物館ヨ、空軍博物館ヨ。世界最大ネ。知らないアルカ?」
「聞いたことないなあ。最近、アメリカに来たことは?」
「昨年ネ。サンフランシスコにヨ」
「何しに?」
「空母ホーネットの博物館を見に来ヨ」
「空母?海軍の?」
「ノー、ノー…」

といったやりとりが延々と続いてようやく入国(笑)。
世の中には飛行機だけを見物に行く日本人だっているんだ、ということを
アメリカ合衆国は、もう少しキチンと入国管理官に教育していただきたい(涙)。

ちなみに、
「私がそんなに怪しい男に見えると言うのか、この国は!」
と今回の旅の終了間際にささきさん相手に憤慨してたら、笑顔で
「見えます」
と言われました。

…あれ?


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