■タイでムエタイを見タイ知りタイ極めタイ

 

はい、では、本来だったら4日目のメインイベントだったのに

チャイナタウンの白いマットの跳び膝蹴りですっかり影の薄くなったムエタイに行きましょう(笑)。

ムエタイってなんやねん、というと、まあキックのあるボクシング。

ただパンチよりはるかに破壊力のあるキックがあるので、ガードの構えが根本的に違います。

 

ちょっとだけ前置きをさせてもらうと、30代の格闘技好き崩れにとってムエタイ、神秘的な響きがあります。

20年くらい前、UWFというプロレス団体が既存のプロレスを否定、

真剣勝負を売りにして人気を博しました。

その彼らが試合で使った技は関節技、そしてキックでした。

ここで、初めて日本のプロレスはキックという、

見栄えもよく、防御をしらないプロレスラーに対しては効果抜群の必殺技を手にします。

個人的にはジャーマン、ラリアットに並ぶ大発見だったと思います。

で、このとき、まことしなやかに語られたのが、未だ見ぬ南国のムエタイでした。

いわく、地上最強の格闘技、日本の空手家が手も足も出ず血祭りに…

さらにムエタイにはボクシングスタイルなのに投げ技もあるんだ!と。

それはルンピニスタジアムというバンコクの格闘技のメッカで開催され、

そのチャンピオンは日本の横綱とホームラン王をあわせたぐらいの人気を持つ…。

で、当時はそりゃすげえわ、と思っていたんですが、

ようやくその真実を見る日が来たわけですよ、だんな。

まずはルンピニスタジアムにたどり着く必要が。

駅名を忘れたが、サイアムから3駅ぐらい南のBTSの駅で下車する。

今年開通するらしい地下鉄にはそのもののルンピニ駅があるのでずっと便がよくなるはず。

で、目印はこの銅像のあるルンピニ公園。

勝手に武道館や大阪城ホールみたいのを想像してたんで、この公園の中かな、

と思って入ってみるも、大失敗。スタジアムはこの公園の向こうにある大型レストランの、さらに先でした。

しかし!そのとき!取材班は見た!家政婦も見た!(推測)犬だって見たんだよ!

それはわれわれ(実は一人)がルンピニ公園を決死の覚悟で横断しはじめて数分のことでした、

突然、犬のカールグスタフII(ペンネーム)が激しく吼え始め、

一目散に草むらに飛び込んでいくではありませんか。

驚いたわれわれ(本当は一人)はそこに見たのです。

恐るべきムー大陸の使者(外交官特権なし)、古代世界の暴君、そうオオトカゲを!

オオトカゲですよ!(実は正式名称知らない)ここ、バンコクの街中の公園ですよ(笑)!

みなさーん!オオトカ…あ、すみません、ジョギング中でした?

でもそこにオオト…あ、お嬢さん、あれ、トカゲ!いや、ワタシ、道キイテルンジャナイヨー!

…みなさん、ごく自然に流してますな。

普通なんですか、これ。

日常にオオトカゲが居る世界に暮らすみなさんは、わたしにとってライヴ・ファンタジーざんす。

あ、今気づいたが、この子、尻尾切ってるな。

まあ、となりの犬もレトリバー系の大型犬。その巨大さを理解してください(笑)。

 

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