■さらにイロイロ

ソニック系のキャラクターの看板。
ゲーセンかと思ったんだけど、カラオケ屋さんだった。
そういや香港では死ぬほど見かけたゲームセンター、
上海では一軒も見かけなかったな。
開放政策の開始と、世界的なゲーセン衰退期、もろに重なってたからか?
「さあね。これ、右上の漢字でセガって読むの?」
ピンポン。

「…文金高島田?」
いや、日本髪のことはよくわからないが、多分花嫁だろう。
「で、海の幸?」
右には“特色焼肉”の文字も見えるね。
「…海の幸で?」
まあ、そもそも日本料理ちゃうちゃう。
「…あれか、考えたら負けってやつか?」
多分ね(笑)

「誰?」
いや、なんとなく日本料理店ぽい名前にしただけじゃないかな。
日本だとイタリアン料理マリオブラザースみたいな。
「そんなイタリア風あるか」
とりあえず、社長が原田さんではないと思うよ。
海外の日本料理屋さんて韓国系か中国系の人たちが多いし。
「食べ放題、飲み放題で128元…えーざっと1800円か。結構いい値段?」
かなりいい値段だ。現地の金銭感覚だと5000円を超えてると思う。
日本料理、海外では高級料理なんだよ、ラーメンも含めて。
「なんか価格の下にキノコ、キムチも食べ放題ってあるけど…」
あれ、じゃあこの店がマリオだったのか?!
「いや、意味わかりません」

それよりも、その横にあったメニューだ。
「…右下、これ寿司定食?」
左の巻き寿司が寿司だ(笑)。よって寿司定食だ。
「…いや、どう見ても右の見たこともないようなスープがメインだろ、これ」
うーん、なんだろうね、このスープ。
隣のよくわからない料理でもメインディッシュっぽいしね。
まあ、多分、この店、韓国系の人の経営じゃないかしら(笑)。
「右上の蕎麦定食はなんとなくまともそうだぞ」
まあ、実物を見てみないと、なんとも言えないが…。
左上の日本式牛肉なんとか定食も怪しいし。
かつてバンコクでスキヤキセットというのがあるので頼んだら、
どうみてもチンジャオロースという料理が出てきたからなあ…。

「……ドラゴンガール?なぜ日本語?」
わからん。最初はドラゴンボールに見えてあせったぞ。
ついでにこのロゴデザイン、
望月峯太郎さんのマンガ、ドラゴンヘッドの連載時のタイトルロゴのパクリじゃないかなあ…。
とりあえず、下に日式会員倶楽部とあるから、日本式の会員制クラブ、となるが…。
「あ、倶楽部って表記中国語がルーツなの」
いや、ここら辺は日本からの逆輸入の可能性もあるんで微妙。
が、いずれにしろ、なんだろうね、これ(笑)。
とりあえず、見てみた限りで会員制のバー、という感じだったが…
「日本人相手の?」
どうだろう。日本人は掃いて捨てるほどいる上海とはいえ、
それだけでやっていけるとは思えない。
これ、南京東路横、一等地というべき場所にあったので、
あのカタカナ表記は、やはり一種のファッションと見るべきじゃないかなあ。
まあ、詳細は不明、ということで。
「歯切れ、わるいね」
うーん、実は、これ意外にもなぜかカタカナ表記のある飲み屋をいくつか見たんだよ。
さすがに、あれが全部日本人相手とは思えないんで、
多分、ファッションじゃないか、という事にしておこう。
はい、今回はここまで。
次回、多分、うまく行けば、運がよければ(涙)、いよいよ最終回です。
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