■神様は強気な商売をしていた



一度外に出て、地下に入る階段を下りようとしたら、
途中から上に上ってゆく階段がある。
なんだこりゃ、と思ったら、上には商売の神様を祭った道教式の小さな廟が。

階段の上にある功徳箱というのは、まあ賽銭箱。



功徳箱、お札専用です。強気な営業してるなあ(笑)。

この手の廟だと、大抵、三国志の関羽が商売の神様として
祭ってあるんですが、どうもこれは微妙に違うような気がする。
欲望の数だけ神様が居る、と言っていい道教においては
その神様の数も莫大で、商売の神様も「武闘派商売神」と
「文民商売神」に大きくわかれ、それぞれに複数の神様がいます。
これは「武闘派商売神」っぽいんですが、名前がないのと、
ヒゲはあるものの、いくつかの「関羽の記号」が見当たらず、
他の神様のような気がします。確証はないんですが。

余談。
なんで三国志の関羽が商売の神様やねん、
という疑問は横浜中華街の関帝廟の前で
毎日数十回は語られてると思いますが(笑)、
これについては私の知る限り定説はありません。
関羽が道教の神様として一気に広まるのは清朝以降なので、
なにかそこらへんが関係してるんでしょうけども。

さらに余談。
まれに関羽をソロバンの発明者だから商売の神様、
という解説をしてる道教関係の本を見ますが、さすがにこれは無い。
ソロバンのルーツはローマで、さらにその元ネタは
ギリシャの計算機、アバカスとなります。
これらはシルクロード経由で、漢の時代には既に中国に入っていたはずです。




地下売り場はこんな感じ。
一階に比べれると、ここも人は少ない。
てもってこの階は衣料品だけでなく、靴やベルト、バッグなども扱ってました。



で、驚いたのは新幹線の車内販売のごとき売り子さんが売り場を回っていること。
これ、それぞれのビルの専属か?と思ったら、
結構アチコチで同じ人を見たので、「自由意志」で商売してるようです。

結構売れてるみたいでした。子ども、興味深々(笑)。

とりあえず、ざっと見て、再び地上へ。



「ヘッ、ヘッ、え?なに?全部見て回ってんの?大変ジャン!疲れるジャン!
それよりさ、オレとボール遊びしようぜ、ボール遊び!ウホホホホ!」

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