■上海の基礎知識
はい、これまた旅行記おなじみ、本編に入る前に上海の基礎知識を。
まずは上海の場所から。

こんな感じでして、鹿児島あたりとほぼ同じ緯度。
4月上旬の気候は東京あたりとさほど変わらない感じです。
で、水辺の風景や、上海事変で日本海軍が軍艦を送り込んだ街、という印象があって、
恥ずかしながら、ずっと東京みたいな海沿いの街だと思ってたんですが、
実は海から少し内陸に入った川沿いの街だったりします。
中心部(になった。かつては街外れ)を流れる黄浦江は大河なので、
ワシントンやロンドン同様、ここまで結構大きな船が入って来れるみたいですね。
街そのものはアヘン戦争でイギリスが租借して開発するまで、ほぼ何もないエリアだったようです。
やがてイギリスに次いでアメリカ、フランスが次々に租界をつくり、
治外法権を認めさせた結果、一種の別世界を生み出し、
1920年代から日本が進出する37年ごろまで、極めて特異な都市として発展します。
その後、戦争で荒廃するわ、共産主義国家になって海外資本は香港に逃げ出すわで、
一度は世界地図から消えた街となりますが、
1970年代後半以降、特に1990年ごろから大規模な再開発、経済復興が始まり、
現在では中国を代表する最大の都市となっています。
(ただし人口だけを見れば重慶市の方が上。また、香港は除く)
その中心部を見るとこんな感じ

ちょっと脱線。上海というか中国で困るのは地名の漢字。
ヘタに読めてしまうので、つい日本語読みをやってしまいますが、
当然、全く通じません(涙)。
さらにややこしいのは、現地の英語表記が、中国語発音と全然別物だったりすること。
なんだそりゃ、というと、例えば上海の中心と言っていい人民公園。
日本語だと当然「じんみんこうえん」。ハイ、当然無意味です。通じません。
が、現地の看板には英語読みが併記されているんで、それを見ると
“People's
squere”
…って、それ翻訳してしまってるジャン(笑)!
もしかしたらと期待を込めて、2日目のタクシーで言ってみましたが、
まあ、当然のごとく全く通じず(涙)。
結局、持って行ったガイド本の付録地図でようやく
「レミンゴン ユエン」だ、と突き止め、これでやっと現地の皆さんに通じる。
つーか、レミンゴン ユエンは日本語発音で通じるし、
ここに出てしまえば、タクシーもバスも乗り放題ですから、
道に迷ったらタクシー拾ってレミンゴン ユエン!これだ!
ちなみに正確(?)にはレ(ン)ミンゴン ユエンという発音らしいんですが、
私の場合、最初の「ン」は発音しない方が通じました。
だたし、この英語表記には例外もあったりします。
黄補江沿岸、租界時代の建物が残るエリアは外灘と書いてワイタン、と読むんですが、
英語だと(The)Bund、バンドという名があります。
で、このバンドは結構通じるんですよ(笑)。ややこしいなあ…。
英語、中国語併記というのは、香港もそうなんですが、
あちらは英語名でもキチンと通じたんで、意味があると思います。
が、上海の英語表記は混乱するだけでございました。
やめた方がいいと思うなあ。よけいなお世話だろうけど。
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