■アメリカ人は電気執事の夢を見るか

というわけでペロ君、ついに最終回だ。
「ホテルの光、窓の湯気って感じ?」
意味がわからん。
ちなみに蛍はどんなにがんばっても2日ぐらいしか光らないし、
数センチの距離で3ルクス程度の照度だから、最低でも数十匹単位で捕獲しないと
捕まえて文を読むのは不可能だ。
毎晩毎晩、蛍を何十匹も捕まえてその光で文読むぐらいなら、
早く寝て夜明け前から勉強した方がよほど効率がいい。
夏場なんだから、日照時間は長いんだし。
少しは勉強法を考えろ、とペロ君から伝えておいてくれないか?
「誰にだよ?」



とりあえずは軽いジャブから行ってみよう。
「自動販売機?」
いや、両替機だ。
「それが?」
いや、日本で暮らしてると気づかないかもしれないが、
両替機って海外ではほとんど見ないんだよ。
サンフランシスコ国際空港の公衆電話の横にあったんだが、
ラスベガス以外では初めて見た。
ちょっと感動したんで写真まで撮っちゃいました。
「そんなもんかね」



「飛行機による宣伝?」
そう。日本ではあまり、というかほとんど見ないが、
サンフランシスコではやたら飛んでた。
この日はサマーシーズンとはいえ平日だから、
日常的に営業してるんじゃないかなあ。
「で、なんの宣伝なの?」
それがよくわからない(笑)。そもそも、地上からではよく見えないんだ。
イメージ戦略みたいなもんかなあ。
でもこれ、キレイに縦方向に広がっていて、よじれたり曲がったりしてない。
多分、下の方にオモリでも付けてるんだろうが、たいしたもんだね。



「子供の落書き?」
いや、サンフランシスコタイムズの日曜版にあるマンガコーナーに載ってた「日本風マンガ」。
「日本風なんですか、これ?」
日本風です。下手すると、日本人が描いてるぐらいのことは思われてる可能性がある。
一番上にTokyo POPというロゴが入ってるが、
これたしか、日本のマンガの英訳をやってる会社じゃなかったかなあ。
「しかしこれ、一般の新聞だろ」
アメリカの場合、ちょっと日本の「新聞」とは感覚が違うが、まあ新聞マンガではある。
「そんなに浸透してるの、日本のマンガ」
うーん、むずかしいね。
それでもって、その話題が今回のオマケのフィナーレなのさ。
「へ?」

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