■動け青春!

メッセージ フロム シー! それは海からのメッセージ! 全米が引いた話題作!
「…テンション高いね、今回。ああ、舞台に書いてあるのがタイトル?」
おそらく設定はウィーン、軍人さんもいるし、タイトルからして海軍絡みのネタだろう。
で、オーストリアが海軍を持っていたのは本当に短い期間で、
この間、意外に知られてないが日本海軍とちょっとした小競り合いがあったりした。
これは!なにか!気体できそうなヒーリング!
「酸素で癒してどうする。期待できそうなフィーリングね」
レッツ投入25セント硬貨!
「聞けよ、オレの話を」
その結果は!
「その結果は?」
音楽が流れ出し、右側の社交ダンサーズが!
「社交ダンサーズが?」
グルグル回って回って回るんだよ!ひたすらに!
「海からのメッセージはどうなったのさ」
……
「……」
星になりました?
「さあねえ…」

「でかいね」
でかいんだ。この展示場にあった「その手のマシン」の中でも最大級。
「信じられないメカニカルファーム」だそうな。
「メカニカルファーム?」
賢明なる読者諸氏はすでにお気づきだと思うが、そもそも書き手が賢明でないこの記事に、
どれだけ賢明な読者がいるか怪しいところで、えーと、何?
「こっちにふるな。素直に本題に戻れよ」
機械化農場、といっても別にトラクターやガンダムを導入した農園のことではなく、
機械仕掛けの一大ジオラマなのだ。
どうも、アメリカでは一時期、こういった「機械仕掛けの見せ物」が流行ったらしい。
時代の特定はできなかったが、恐らく1930年代から40年代くらいだろう。
こんなものが造られるには、社会全体の経済的余裕が必要だから、
大恐慌後、第二次大戦中から戦後くらいにかけての時期かもしれない。
余談だが、本国が戦場になってないアメリカの戦時中は底抜けに明るいんだよ。
「へえ」
いずれにせよ、まだコンピュータ制御は無論、小型のモーターとかもなかったろうから、
当時としては最先端の「メカニカル」だったんだろう。
今見ると『オレが千葉県人だと思ってバカにしてやがるな!』と思いかねないが、
当時の人にとってはかなりの驚きを伴ったんじゃないかなあ。
「こんなのが?」
いや、断言はできないんだけどね。
「で、これは?どうなるの?」
わからない。
「ちゃんと見たんだろう?」
実は例の酔っぱらいとか赤ん坊とかにコインを使ってしまい、
この段階ではコイン切れで見れなかったんだ。アメリカらしく両替機なんてないし。
よって見てない。
「なんだそりゃ」
まあ、この農場中の人はおろか牛まで動くらしい。ちょっと見たかったね。

「これは?」
たくさんの写真のタバを高速でめくって動かすムービーマシン。
「年季が入ってるね。出し物はなに?」
左がお姉さんの裸踊りで、右がサンフランシスコ大地震の時の記録。
「なんかえらく落差のある内容だねえ…」
いや、サンフランシスコ大地震のも、記録性とかニュース性ではなく、
完全にただの野次馬根性で造られているのでその「魂」は一緒なんだ。
「…コメントいる?」
いや、悲しくなってきたから、いいや…。

…。
「…」
やあ。
「よお」
あー、あれだね。日本でもよく見かける腕相撲マシン、その元祖系?
「いや、こいつ顔で勝負してるだろ、あからさまに顔で!」
見るな、顔さえ見なきゃ負けはしない。
実は基礎編の関係者紹介で、この顔の切抜きを使ったら、
あまりにアレになってしまってやめたんだ(笑)。
「色白だな」
それより、この顔面迫力マスク閣下は、
左手で敵レスラーを軽々持ち上げて、その上で、
あいた右手でお相手してくださってるんだよ。
すごいね。
「いろんな意味でね(笑)」
はい、これにて本当に二日目、終了です。
次回は飛びます、あきれます。
BACK