■必殺フィッシュサンダー



後部魚雷発射室。
潜水艦というのは前方だけでなく、後方にも魚雷を撃てます。
これはドイツのUボートなども一緒。日本のは知らない(笑)。
ただしエンジンルームやらのせいで後部は狭いので、前方6門に対し、後方は4門しかない。
さらにアメリカの潜水艦の場合、後部からは小型の電動魚雷しか撃てません。
パンパニト後部魚雷発射管はMK.18型電動魚雷を使用、その搭載数はわずかに8発。
2回一斉射撃をしたらおしまいです。
潜水艦にとって、魚雷は非常に貴重品でして、
どうでもよさそうなターゲットは見逃してることが多いのはそのためですね。



発射管後部。この下にも2基あって計4門。
ここ、手前に搭載用のローラーとかまったく見えないし、ウィンチ類などもなし。
ひょっとして人力でわっせわっせと装填したてのか?
電動魚雷はバッテリーとモーターだけで駆動されるので、
小型化でき、さらに外部にもれる排気もないので、
航跡がまったく見えず、気がついたら一発くらってる、という恐るべきシロモノ。
ただし、どうしてもパワーが不足になるので、速度が遅く、射程距離も短かったそうな。

日本の酸素魚雷は航跡を残さずに高速、長射程の性能を誇ったのですが、
長射程のせいで、遠くにいた味方の輸送船を撃沈したりしてるし(涙)、
ほとんどのアメリカ側の記録によれば途中で「発見」されてますんで、
ほんとに航跡残ってないのか、という疑惑もあったりします。
実際に使ったの見たことある人なんて、当時からほとんどいなかったでしょうから、
あれ、そんなたいしたモンではなかったんでないかなあ。




下の棚にのっかっているのがMk.18の魚雷(レプリカかも)。
その上はベッドで、さらにその上はボンベ。
装填用の空気ボンベとも思えないんですが、正体は不明。
真ん中の天井から突き出してるのは甲板に出るハッチ。
これとは別に、見学ルートの入り口に使われてる大型の入り口があり、
後部魚雷室は出入り口だらけだ。
閉所恐怖症の人でもここなら勤務可能なのではなかろうか。



Mk.18魚雷の頭部カットモデル。
本当はトルペックス炸薬が詰まってるはずですが…。
コード見たいのが後部に繫がってますが、モータ部への
何らかの制御用のものですかね。



推進部。2重反転スクリューです。


NEXT