■レツゴー艦内

…いきなり、Xとだけ書かれた怪しげな扉が…。
扉の回りにいくつもレバーが付いていて、あれで密閉するんですかね。
天井は配管の嵐。
こんなややこしい構造物を、1年半程度でよく造ったもんだ。
右手に見える矢印は、着弾などで被害が発生した場合の
ダメージコントロール担当者への指示らしいんですが、読み方がよくわかりません(泣)。

第二階層の左舷側には、さまざまな展示コーナーがあり、
廃艦となってしまった他のエセックス級の写真や資料、
さらには女性海軍士官、いわゆるWAVESの展示コーナーもあります。
Women
Accepted for Volunteer Emergency
Service、
緊急の軍務で受け入れられた女性志願兵、とでも訳すのか、ちょっと強引な名称で、
略すとWAVES、つまり「波」となります。
もちろん、アメリカ軍お得意の「強引なダジャレ」です(笑)。
これは、そのユニフォームの展示。
海軍の女性兵がセーラー服でないのは何事か!という問題については
検討を始めると、多分終わらなくなるので割愛。
ちなみに「プログラムのバグ」の語源として有名な
コンピュータ内のリレー回路にはさまってショートさせてしまった蛾の死骸を
最初に発見&命名したのは、当時大学の研究施設に
出向していたWAVESの女性士官でして、それに関する展示も、少しありました。
ここら辺、スミソニアンで見損ねた部分なので、ちょっととりかえした感じ(笑)。

艦尾付近にある艦内教会。宗派は不明ですが、こんなものまであるんですな。
イスの数からして、あまりみなさん熱心には通ってないようですが。
この点、神棚だけで済んでた日本海軍の省スペースぶりは、
もっと高く評価されてよいかと思う(笑)。

米軍は、牧師さんもその組織内に取り込んでまして、
右の茶色いのがUS NAVY CHAPLIN
CORPS、
すなわち米海軍牧師部隊のマーク。初めて見ました。
実際問題、宗派はどうなってんのかなあ。
ユダヤ人の乗員とかいたら、さらにややこしいはずですが。
カソリック相手に懺悔室とかあって、
「じつはソ連のスパイです」とか
「オレッち、艦長にほれてるっす、マジラブ!」
とか言われた場合、宗教上の守秘義務と軍務、
あるいは艦長の貞操と守秘義務、どちらを優先したのかしらん…。

この教会室はなぜか図書室も兼ねてます。
決して広くないので、長い航海では全冊読破する乗組員とかいたんじゃないかなあ。
いずれにせよ、こんなものまで…の世界ですね。
ただ、可燃物の塊ですから、図書室が第二次大戦期にもあったのかは微妙かも。
NEXT