LONDON 2006 SUMMER

日本遠い国知らない国


さあ、最後だ。張り切っていこう、ペロ君。
「あれ?最後?なんか今回、出番が少なかったような…」
まあ、いろいろあるさ。では早速行くぜ。


「何これ?」
誰一人として覚えてないと思うが、ダックスフォードの陸戦館で一つだけ、
意識的に紹介してないコーナーが、あると書いておいたそのコーナー。
「微塵も覚えてない」
だろうね。Forgotten war、忘れられた戦争。
「へー、なんかロマンチックな響きじゃん」
でも、これ日本の太平洋戦争のことなんだよ(笑)。
「モノ忘れ激しすぎー!」
入り口は竹製(笑)、バンブーはやはり東洋の象徴あるヨ。




ジャングルを行く「ファッ(略)でサノバ(略)でガッデ(略)なジャッ(略)どもと戦う、イカシた僕らの兵隊さんジオラマ」。
マレー半島あたりのつもりだろうか。
「これがその展示内容?」
うん。基本的にほとんど展示らしい展示は無い。
アメリカあたりで「忘れられた戦争」というと朝鮮戦争のことを指すので、
てっきりそのつもりで見に入ったら、いきなりコレ。
おいおい、イギリス人、朝鮮半島の植生ぐらい調べろよ、と思ったら…




この展示。
なんとこれが対日戦争の展示だったのだ(笑)。
イギリス人、フォーミタブルとプリンス オブ ウェルズは知らぬ間に行方不明になった、ということにしてるのか。
「しかし、ホント、扱いが低いねえ」
まあ、実際に戦火を交えたと言ってもドイツ相手の状態と比べりゃ準備体操みたいなもんだからなあ。

しかし、連中が太平洋戦争を田舎の紛争、ぐらいに考えてるのは知っていたが、
正直ここまでとは思わなかった。
「全体的にこんな扱いなの」
うん。というか、今回見た博物館で、まともな対日戦の展示があったのはここだけ。
あとはパネル1枚とか、そんなレベルだ。
実際、イギリスにおいては、この件をふくめて、日本の軍事力への興味は無いに等しい。
日本における、ソ連軍みたいな扱い、と言えばわかるだろうか。
「一部マニアだけが興味がある、って感じ?」
だと思うが、一部マニアすら存在しないかもしれないぞ。



これがその証拠。
「なに、これ?」
こちらはRAF博物館のお土産屋にあった書籍コーナー。
ごらんのようにずらっとその手の本が並び、なかにはソ連の実験機とか、
かなりディープなものもあるくせに、日本機の本はなんと一冊もないんだ。
「ゼロ戦のぐらいあるんじゃ…」
いや、なかった(泣)。
ここ以外の博物館でも、日本の兵器に関する資料、グッズは全く見なかったんだよ。
「さみしい限りだねえ…」




ついでにこれも。
「ヘボイ地図だねえ…」
これは例のベルファストに貼ってあった世界地図で、なんかの無線基地のマップらしい。
が、仮にもきちんとした施設で展示されてる地図で、ここまでいい加減なのは初めて見た(笑)。
アメリカあたりは結構、丁寧に書き込まれてるのだが…。


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