LONDON 2006
SUMMER

ホーカータイフーンIB。
タイフーンの現存機はきわめて少なく、これは貴重な展示。
実戦参加はしてない機体、とのこと。
実機は思った以上にでかい、そして翼が分厚い(笑)。
ハリケーンの次なんでタイフーンという、非常にストレートなネーミングの機体。
この後は先に紹介したテンペスト(大嵐)になるのだが、サイクロンを採用しなかったのはナゼだ?
タイフーン、初期のタイプは自動車ドア式で横から入るコクピットだったり、
コクピット内に一酸化炭素が入ってパイロットが死亡したり、とまあ話題にはこと欠かない機体ではある。
ちなみに後部が丸ごとスライドするバブルキャノピーというのはこの機体が最初で、
この後、P47サンダーボルトや、P51ムスタング、さらにはグリフォンスピットなどにも真似されます。
この点では先見の明あり。

スピットファイアの最終生産型Mk.24。戦後1946年から48年にかけ、80機前後のみ造られました。
プロトタイプの飛行が1936年ですから、12年にわたるスピットファイア進化の集大成ですね。
ただし、操縦性は優れず、パイロットの評判はイマイチだったそうな。
この横がちょっとしたカフテリアになっており、
早々と飽きてしまった高校生たちの溜まり場になってました(笑)。
その奥は回転翼機のコーナーで、ダックスフォードにもあったシェルヴァ オートジャイロとかもある。
が、すみません、ここら辺はあまり興味ないんでパスします(涙)。

スーパーマリン Stranraer(読めません…)。
スピットファイアも元は水上機から進化してますんで、特殊海兵隊ことスーパーマリン、
水上機が本業だったんですかね。この機体も知りませんでした。
1937年から実戦配備、とのことなんで、複葉機というのは相当な時代遅れな気もします。

おお!ブリストル ボーファイターT.F.X(10)!
これも見たかった機体の一つ。でかい、というよりゴツイ機体でした。
これ、コクピットからはエンジンが邪魔で相当視界は狭そうです。
昼間戦闘機としてはあまりに実力不足で、
レーダー搭載夜間戦闘機および対地対艦攻撃機として使われた機体。
これは対艦型です。これの凄いのはその武装。
機体下面、コクピット下に4門の20mm機関砲、さらに翼内に7.7mm機関銃8門、
その上魚雷やロケット弾も装備できた、とのことですから
まさに武装バカ一代な機体です。
この機体は1944年製、実戦には参加してないようですが、詳細は不明。
戦後、ポルトガル海軍に譲られ、なんと1965年まで現役だったとか。
大戦機、調べて見ると、意外とみんな息が長いなあ。
ちなみにボーファイター、ここの解説によると、日本軍からその飛行音が
「死のささやき(Whisper of
death)」と呼ばれ恐れられた、とのこと。
そんな首筋のムズかゆくなるようなネーミングを日本陸軍の兵がするはずあるか(笑)!!
この言い回し、アメリカに行くとF4U
の日本におけるニックネームだと書かれてたりするんで、
最初に適当に調子いい事言ったヤツが絶対にいるぞ(笑)。
個人的にはボイントンが怪しいと思うのだが、彼の本は読んだ事ないので断言はできない。
つーか、あの人に本書くだけの知性と理力があったとは信じるのは困難なので、
そのゴーストライターが怪しい。怪しいぞ(笑)。
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